イギリス・ロンドンで、作家・村上春樹さんの小説を原作とする舞台が始まり、主演の藤原竜也さんが村上さんとの交流を明かしました。
ロンドンの文化施設、バービカン・センターでは8日、村上さんが1985年に発表した小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を原作とする舞台の公演が始まりました。
2026年1月に日本で初演され、シンガポールでも上演された作品で、ヨーロッパでの上演は今回が初めてです。
主演を務める藤原竜也さんは、村上さんが日本での稽古場を訪れた際について、「珍しいことらしいんですけども、足を運んでくださって、我々も緊張して先生を迎えた記憶があります」と振り返りました。
また、村上さんの印象について、「非常にチャーミングな方」としたうえで、本人が「40年前に書いた本なので、内容のことは忘れちゃったよな」と話していたことを明かしました。
さらに、村上さんが日本での初日公演を鑑賞し、「非常に喜んでくれたことが印象でした」と語りました。
一方、共演する森田望智さんは、村上さんと対面した際について、「緊張しすぎてあまり何かを話せた記憶はない」と振り返り、サインをもらった台本を「お守りのように見たりして奮い立たせてもらっています」と明かしました。
また、村上さんの作品について、「すごく素敵なセリフがたくさん書かれている」としたうえで、「それを現実世界で言えることがすごく幸せです」と語りました。
舞台は11日まで上演され、最終日には村上さん本人が登壇し、自身の小説の朗読や対談を行う予定です。
