高知県民の幸福実感が2019年以降で最も高くなったことが明らかになった。
独自の指標「県民総幸福度」とは
土佐経済同友会や自治体などでつくる「しあわせ推進会議」は、2012年から高知県独自の「県民総幸福度(GKH)」を調査している。
今回は7月にウェブ上でアンケートが行われ、県内に住む15歳以上の2026人が回答した。
65.4%が「幸せ」
調査の結果、「高知で暮らして幸せと感じる」と答えた人の割合は65.4%にのぼった。前年より0.4ポイント増とわずかではあるが、2019年以降で最も高い数値だ。
分析によると、幸福を感じる理由は「家族との関係」や「自分らしい時間」、「平穏な生活」に対する満足感にあるという。
課題も見え隠れする現状
一方で「不幸」と答えた人も6.3%いることがわかった。2024年の8%をピークに減少傾向にあるものの、一定数は存在している。
不幸と感じる理由には「低賃金」や「物価高」「仕事上の問題」が目立っているという。
「幸せを考えること」が幸福度を高める
「しあわせ推進会議」の小川雅弘会長は、これまでの調査について次のように語る。
「幸せは考えれば考えるほど幸福度が上がるのではないかという仮説が、11年間で出てきた。できるだけ多くの方に自分の幸せを考えていただくことで幸福度が上がっていく。それを全国に広めていきたい」
「しあわせ推進会議」は、経済界や自治体に幸福につながる施策を提言している。さらに、全国の自治体にも調査の実施を呼びかけ、住民の幸福度を上げる活動で連携していきたいとしている。
