大阪府四條畷市でことし5月、試運転中の観光バスがトラックに追突するなどして6人が負傷した事故で、フットブレーキを多用することで利きが悪くなる「フェード現象」が起きていたことが分かりました。
警察はバスの男性運転手を書類送検しました。
ことし5月、四條畷市中野2丁目の国道163号の交差点で観光バスがトラックに追突し、そのはずみで別のトラックや乗用車など3台が巻き込まれて20代~60代の男女5人が軽いケガをしました。
バスは点検後の試運転中で、修理会社から委託されていた男性運転手(39)も大けがを負いました。
その後、警察がバスの部品などを調べた結果、フットブレーキを多用して利きが悪くなる「フェード現象」が起こっていたと特定。
バスは生駒山地からの下り坂を通っていて、男性運転手は「フットブレーキに頼っていた」などと話しているということです。
警察はきょう=9日までに、男性運転手を過失運転傷害の疑いで書類送検し、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたということです。
■「フェード現象」による事故 六甲山の麓でも“多発” 注意呼びかけ
「フェード現象」による事故は、神戸市灘区の六甲山の麓でレッカー車が交差点に突っ込んだり、トラックがバスに衝突するなど頻発していて、警察などがエンジンブレーキの活用など対策を呼びかけています。
