若者の県外流出が課題となる中、新潟県は音楽フェスなどエンターテインメントの力を活用し、若い世代に選ばれるまちづくりにつなげようと、10月8日、初めての推進会議を開きました。
10月8日県が開いた会議。議題は『音楽フェス』です。
【県の担当者】
「この会議の最終的なゴール、目標としては、フェスを通じて若者の本県への愛着の醸成、交流人口の拡大や将来的な県内定着につなげる」
進学や就職などをきっかけに県外へ出る若者が多い中、県は仕事や暮らしだけではなく、「新潟にいて楽しい」と思える環境づくりも必要だと強調。
その対策の一つとして注目したのが若い世代の関心が高い『音楽フェス』です。
【県観光文化スポーツ部 中村優介 課長】
「若年層の方から比較的フェスというものへの関心が高いという統計データがある。そういったものがあれば、地域への定着とか愛着とか、そういったものにつながっていくのかな」
県内では国の内外から多くの人が訪れる湯沢町の『フジロックフェスティバル』や長岡市の『米百俵フェス』など、すでに各地で音楽フェスが開かれています。
県は新たなフェスの開催も視野に入れる一方でこうした既存のフェスをさらに育てていくことも考えていて会議では「地域密着型の運営」「新潟らしさ」などをテーマに意見を交わしました。
【委員】
「音楽フェスについてはこの魅力も大事だが、どういうふうに新潟らしさを出していくのかというのは非常に難しい」
また、10月8日は先行事例として滋賀県の取り組みも紹介されました。
滋賀県では県の観光大使を務めるアーティストの西川貴教さんが音楽フェスに関わり、地域の魅力発信につなげています。
滋賀県知事もステージに立ち、会場を訪れた人たちに地域の魅力を発信。音楽をきっかけに人を呼び込み、地域を知ってもらう取り組みです。
【県観光文化スポーツ部 中村優介 課長】
「若年層の流出防止とか若者、女性に愛着を持ってもらえる新潟県になるような施策につながるようにしたい」
県は今後、関係者の意見を聞き、官民が連携した音楽フェスのあり方を検討していくことにしています。
