新潟県内で注意報の発令が続くインフルエンザ。例年より早い流行を受け、ワクチン接種の関心が高まっていて、新潟市のクリニックでも連日、多くの人が接種に訪れています。
県が10月8日発表した最新の感染状況によりますと、10月4日までの定点医療機関あたりのインフルエンザ患者の報告数は10.05人で、連休で休診していた医療機関が多かった前の週に比べ、3.76人増えました。
注意報の基準となる10人を超えていて、県は注意報の発令を継続しています。
内科と小児科を併設する新潟市中央区のクリニックでは今週に入り、一日に50人ほどが発熱症状で受診していて、このうち20人ほどがインフルエンザと診断されています。
【みらいクリニック南笹口 岡島正明 院長】
「例年に比べて早い印象はある。今年はもう8月のお盆明けから流行が始まっていて、9月の中旬からずっと横ばいで多い人数が続いている印象」
インフルエンザの流行入りが例年より早いことから、新潟市では例年10月1日に開始している高齢者の定期予防接種を9月10日に前倒ししました。
こちらのクリニックでは現在、一日に約70人が接種に訪れていて、10月8日もスタッフがワクチンの準備に追われていました。
【みらいクリニック南笹口 岡島正明 院長】
「内科の方に関していうと、9月から(高齢者接種を)始めたこともあって、少し分散されている。ただ、かなり流行しているので、例年は大体6カ月程度効果が続くということで少し遅めに打つ方もいたが、なるべく早く打ちたいという方もいて(現在の接種者は)例年以上に多いかもしれない」
ワクチン接種の意義として岡島院長が強調するのは重症化の回避です。
【みらいクリニック南笹口 岡島正明 院長】
「ワクチンを打つことによって感染自体は約4割防げる。4割という数字を多いと見るか少ないと見るか、それは個人差があると思うが、重症化を抑えるということでいうと、約7割~8割程度の重症化を抑えるというデータもある。高齢者や基礎疾患のある方。まだ幼い子どもに関しては、ワクチン接種を進めてもいいのではないか」
県は、具合が悪いときは外出を控え、イベントなどには参加しないこと、外出後の手洗いを徹底することなどを呼びかけています。
