転覆や沈没した船から取り残された人を救助するなど海難事故の最前線で救助活動にあたる潜水士、いわゆる「海猿」を目指す選考会が富山市で行われました。
潜水士の選考会は25mプールと水深が4mある2つのプールで行われました。
挑むのはこの日のために身体を鍛え体力測定を合格した第九管区海上保安本部の20代の6人の海上保安官たちです。
「はじめます」
25mプールでは素潜りしながら途中でゴーグルを外し、そのまま泳ぎ切るなど、水中でも冷静に行動できるかが試されました。
海難事故で人命救助や行方不明者の捜索を行う海上保安庁の潜水士、いわゆる「海猿」は数が全ての海上保安官の1%程度というスペシャリストたちです。
選考会の参加者たちは深い水深での耳抜きや300mを泳ぐタイムを競うなどして潜水士を目指していました。
*伏木海上保安部 巡視船やひこ 鈴木伸明航海士補
「海上保安庁に所属したら潜水士に挑戦することが夢だった。流される事案が特に多発しているので迅速にいける人、行ける潜水士。事前の準備が大切だと思っているのでしっかりしていきたい」
選考を通過すると、来年度、海上保安大学校で2カ月間の研修を受け、潜水に必要な知識や技術を身につけた後、第九管区海上保安本部の潜水士として配属されることになっています。
