長雨で大きな影響を受けた、福島県郡山市の伝統野菜「阿久津曲がりねぎ」。
畑がぬかるんだため、ネギを曲げるための植え替え作業が1カ月ほど遅れたという。
さらに、長雨の影響で根が腐り生育不良が起きていて、畑には背丈の低いネギが目立つ。正常に育ったネギと生育不良のネギを比べると一目瞭然、根が十分に伸びていないネギは養分を吸収できず思うように伸びないため出荷に適さない。
阿久津曲がりねぎ保存会の橋本昌幸さんは「これから天気が良くても、なかなか出荷時期までには回復するのは厳しい」と語った。
阿久津曲がりねぎは、2019年の東日本台風で近くの阿武隈川があふれ全滅する被害を受けた。
今年もこのままいけば収穫量は3割程度落ち込む見込みで、台風被害を除けば過去に例がない被害状況だという。
橋本さんは「どうしようもない。天候だけは誰も止められない。自然任せということで大変苦労はしています」と話した。
甘みが自慢の阿久津曲がりねぎ、例年より半月ほど遅れて11月中旬に収穫期を迎える。
