能登半島地震で、妻と3人の子供を含む親族9人を失った大間圭介さん。「人に喜んでもらえることがしたい」と今年1月から老人ホームなどで弾き語りコンサートを行っています。そのコンサートが8日、100回目を迎えました。
珠洲市出身の大間圭介さん。おととしの地震で、妻と3人の子供を含む親族9人を失いました。能登半島地震で家族とともに迎えた100回目のコンサートです。
大間さん:
「やっぱり家族が帰ってこないというのが、何をおいても一番辛かったというのがあって…でも、ずっと下を向いて、『僕辛いですよ』って言いながら、そういう気持ちを抱えながら生きていくっていうのはちょっと違うなというのは感じていて…」
そんな大間さんが、地震から3年目を迎えた今年1月に始めたのが、「歌」による慰問。県の内外の老人ホームやイベントなどで弾き語りを披露してきました。
大間さん:
「せっかく家族から頂いた命なので、最後に自分が死ぬ時になって家族に胸を張って『お父さん頑張ったよ』って言えるような人生を、残り歩んでいけたらなと…」
音楽が好きだった子どもたちに思いを寄せながら行う弾き語り。
大間さん:
「いつも家族の写真を飾らせて頂いています。」
♪上を向いて歩こう
大間さん:
「必ず歌う時には家族が後ろで一緒に歌っているような感覚はあるので…。よく頑張って来られたなって。ここまで来れるとは思っていなかったので。」
大間さんの歌を聞いた人は:
「本当に良かった今日は。長生きしてずっと聞きたい。」
大間さん:
「皆さんのもとを訪れて、こうやって歌を届けて、私も皆さんからたくさんの元気をもらって…。皆さんから元気を頂いて私も毎日頑張れています。みんな辛い時、苦しい時はやっぱり、無理やりでも顔を上げて元気に生きていこうって」
