秋の食卓を彩る『かきのもと』の収穫が本格的に始まりました。今年は天候に恵まれ出来は上々だということです。
【氏田陽菜アナウンサー】
「爽やかな青空の下で、色鮮やかなかきのもとが畑一面に咲いています」
秋の味覚として知られる食用菊『かきのもと』。
今年は秋に入り、順調に気温が下がり、適度な雨が降ったことから色鮮やかな紫色に育っています。
県内産の約8割を出荷する新潟市南区白根地区では10月、本格的に出荷が始まりました。
花を傷つけないよう、手作業で丁寧に収穫していたのは栽培歴5年目の小池孝則さん(39)です。
【JA新潟かがやきしろねかきのもと部会 小池孝則 部会長】
「最年少でやらせてもらっている」
23人が所属するJAにいがたかがやきのしろねかきのもと部会。
約半数が70代と生産者の高齢化が課題となる中、小池さんは部会内最年少のかきのもと農家です。
【JA新潟かがやきしろねかきのもと部会 小池孝則 部会長】
「長年にわたって技術が残っているので、それが絶えてしまうのはもったいない。次世代に残せるように頑張りたい」
伝統の味を守ろうと奮闘する小池さんの努力が実り、今年も出来は上々。
ほどよいほろ苦さとしゃきしゃきとした食感が特長のかきのもとは栄養分も豊富です。
【JA新潟かがやきしろねかきのもと部会 小池孝則 部会長】
「ポリフェノールやアントシアニンの成分が豊富に含まれている。アンチエイジング効果や抗酸化作用などが、健康にうれしい成分」
その食べ方は、酢を入れてゆでておひたしにするのが王道ですが、おひたしをよりおいしくいただくアレンジ方法を教えてもらいました。
【JA新潟かがやきしろねかきのもと部会 小池孝則 部会長】
「生卵に混ぜて、卵かけごはんとして食べるのがおすすめの食べ方」
かきのもとの食感がいいアクセントになると言います。ほかにも。
【JA新潟かがやきしろねかきのもと部会 小池孝則 部会長】
「ギョーザと一緒に、モヤシの代わりに食べるのもおすすめ」
ほのかな苦みや甘みでほかの食材の風味を邪魔せず様々な組み合わせが楽しめるということです。
【JA新潟かがやきしろねかきのもと部会 小池孝則 部会長】
「独特の香りや歯ごたえがあるので、楽しんでもらえるとうれしい」
新潟の秋の食卓を彩るかきのもとは、来週収穫のピークを迎え、来年1月まで出荷が続く見込みです。
