川で次々と魚を釣り上げる複数の人物。
北海道・幕別町で撮影されたサケの密漁の瞬間です。
2026年、北海道内の秋サケの水揚げ量は約210万匹と、2025年の同じ時期と比べて約34%減少。
1匹当たりの平均価格は1000円以上、上がっています。
不漁によって価格が高騰する中、相次いでいるのがサケの密漁です。
北海道では毎年9月1日から10月31日までを“秋さけ密漁防止月間”と定め、パトロールや取り締まりを実施。
ところが、9月9日には十勝川で密猟者の姿が。
次々とサケを釣り上げ、中には腹から卵を取り出すような動きをし、身を川に投げ捨てる様子も…。
この日は少なくとも8人の密漁者を確認。
約2時間で30匹から50匹のサケをとったとみられています。
7日、取材班が現場へ行ってみると、辺りに人影は全くありません。
周辺も木や草に囲まれていて、密漁するうえで全く目立たない場所になっていました。
辺りには、サケの捕獲禁止を呼びかける看板がいくつも立っています。
現場の上流にはサケの捕獲場があり、遡上(そじょう)してくるサケが密猟者によって狙われているのです。
7日は500匹ほど捕獲されましたが、これでもかなり少ないほうだといいます。
十勝釧路管内さけ・ます増殖事業協会 新出幸哉専務理事:
今年については、現時点では(捕獲量が)4万ぐらい。(去年より)1万くらい少ない感じ。今上ってるサケは、4年間かけてここまで戻ってきてる。
捕獲場では毎日見回りを行っていますが、密猟者は見回りのない深夜から明け方を狙ってくるといいます。
十勝釧路管内さけ・ます増殖事業協会 新出幸哉専務理事:
これはイタチごっこで、サケがいる以上はなくならないと思う。4年後の資源なので、ぜひともやめてほしい。
今後も警察などと連携し、取り締まりを強化していくということです。
