福井県鯖江市の西山動物園に、15年ぶりのベビーラッシュが訪れた。2026年6月と7月、2組の双子のレッサーパンダが誕生したのだ。相次いで生まれた4匹の中には「発見が遅かったら助からなかったかもしれない」という赤ちゃんもいたが、その後すくすく成長。順次、一般公開が始まる。
巣箱の外で…双子のうち1匹は人工保育に
6月26日、母親のかのこ(10歳・3回目の出産)が双子を産んだ。飼育員の村山友美さんは当時の様子ををこう振り返る。
「1頭目を巣箱の中で産んだあとに、2頭目を外で産んでしまっていて…お世話をしている様子もなかったので、発見が遅かったら助からなかった可能性は高いと思います」
このため、外で産み落とされた2匹目の弟は、人工保育で育てられることになった。
一般公開を前に10月5日、報道陣に公開されたこの弟レッサーパンダは、お母さん代わりとなった飼育員の後ろを跳ねるようについて回っていた。物おじしないやんちゃな性格だという。
一方、母親のかのこに育てられているお姉ちゃんは「ちょっぴり臆病」だというが、短い手足を
もう1組の双子もすくすく
7月には、アケビが双子を出産した。初産だったアケビは飼育員によると「ちょっと神経質になっていた」というが、赤ちゃんにしっかりと母乳を与えたり、体を丁寧になめてあげたりと、甲斐甲斐しく赤ちゃんのお世話をしている。
一度に4匹の赤ちゃん誕生は、園にとって約15年ぶりのベビーラッシュ。飼育員は「これから西山動物園を担っていってくれるような子たちだと思うので、元気に成長して、次の繁殖にも取り組んでいけたら」と期待を語る。
かのこの双子は10月7日、アケビの双子は10月17日に一般公開される。
赤ちゃんの最新情報は西山動物園の公式SNSで随時更新されており、4匹の名前も順次募集している。
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