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豪雨災害への備えに!宮崎市の企業が開発した空気で簡単に設置できる新型止水板

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全国各地で豪雨災害が相次いでいます。8月に発生した千葉豪雨では、床上、床下浸水合わせて約3800棟が被害を受けました。豪雨災害への備えが求められる中、宮崎市の企業が、新たな浸水対策グッズを開発し、いま注目されています。

住宅にも大きな被害をもたらす豪雨災害。住宅の浸水について、令和2年熊本豪雨などで災害復旧支援に携わってきた熊本県建築士会の廣田清隆さんは「地震とは異なり見えないところで被害が拡大する怖さがある」と、豪雨災害の深刻さを訴えています。

(熊本県建築士会 災害対策委員会 廣田清隆 委員長)
「じわじわと来た浸水については、水が引いてしまうと、見た目は元に戻ったような状況になりますので、そのまま住み続けることも可能ではあるのですが、床下に水が溜まっていたり、壁の中に水が残っていたりすると、カビが発生したり、白アリが来たり、腐朽菌が発生したりして、健康被害につながることもあります。」

廣田さんによりますと、浸水した建物を乾燥させるには2カ月から3カ月はかかるということです。また、復旧にかかる費用について、国の補助金は、罹災証明で一定の判定が出れば支給されるものの、火災保険などと合わせても、全て賄うのは難しいと指摘しています。

(熊本県建築士会 災害対策委員会 廣田清隆 委員長)
「床上から10センチ以上(浸水)の場合は、半壊という罹災証明の判定になりますので、半壊以上であれば国からの応急修理制度の費用として、今熊本地震で提示されている75万7000円は復旧費用として出ます。だけど全てまかなえるということはあまりないと思います。やはり自己資金も多少投入しないと足りないケースがほとんどじゃないでしょうか。」

頻発する豪雨災害への備えが求められる中、エアー式遊具などの販売・レンタルを手がける、宮崎市の「ワン・ステップ」が、新たな防災グッズを開発しました。

(ワン・ステップ エア防災事業部 柳田匠さん)
「こちらは空気の力を使った止水板「エアブロック」という商品です」

エアー式遊具のノウハウを生かし開発された「エアブロック」。従来の止水板や土のうなどと違い、空気を入れて使用するため、普段はコンパクトに収納することができ、軽いのが特徴です。

実際に空気を入れてみると…

(藤崎祐貴アナウンサー)
「結構固いですね。」

(ワン・ステップ エア防災事業部 柳田匠さん)
「一人でも設置が簡単にできるので、やはり従来の方法と比べると、画期的に簡単になりました。」

(藤崎祐貴アナウンサー)
「いま組み立てた止水板がどのくらい水を防ぐ力があるのか、ホースで水をかけて実験してみたいと思います。」
「うぉ!全く水が入っていないですね。すごい」

(ワン・ステップ エア防災事業部 柳田匠さん)
「ラバーが付いているので、接地面に空気の力で圧着されています。浸水する箇所に合わせてオーダーメイドで作成するので、その場所にピッタリの止水板ができます」

ワン・ステップによりますと、県内だけでなく、豪雨被害のあった千葉県などからも問い合わせが来ているということです。

(ワン・ステップ エア防災事業部 柳田匠さん)
「今までだったら重労働だったり手間だったりするところを、こういったエアーの力を使って簡単にできるというものを(今後も)作っていきたいと思います。」

テレビ宮崎
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