ツイセキです!
【野川キャスター】
「日付が変わりました。0時を回ったフタバ図書です。24時間営業とあるので行ってみましょう」
「明るい店内さすがにたくさん人がいるわけではないが1人…いま店内で流れているアナウンス「無人の時間帯です」ということです」
フタバ図書が広島市安佐南区の1店舗でスタートさせた本と文具売り場の24時間営業。日中は「有人」、夜間・早朝は「無人」の”ハイブリッド型営業”です。
【来店客】
「文具コーナーが好きなので文具コーナーを深夜ゆっくり見に来ようかなと思って…。気にせずゆっくり見られると思った」
「普段通りだなと思った意外と…たまり場とかになっていないなと」
Q:治安的な部分が気になっていた?
「そうですね」
書店を巡っては昨今、人件費や賃料などで経営が圧迫され、全国的に書店の数は減少傾向。持続可能な書店モデルを探ることやリアルな書店の魅力を再認識してもらうことは業界にとっても重要な課題です。
フタバ図書ではおよそ2年前から24時間営業に向けた準備を進め、まずは実験的な位置付けだといいますが、担当者は…。
【フタバ図書店舗運営部・小田剛 部長】
「単純に結構ワクワクしてますね。24時間本屋が開くっていうのは広島県では初のことなので、結構ワクワクしています。書店業界、厳しい感じではあると思うんですけど、あまりそこら辺にこだわっていなくて、お客様の”楽しい”の延長線上に本があるであったり、文具があるっということなので」
時代とともに働き方や生活スタイルが多様化。
客が営業時間に生活を合わせるのではなく本や文具に触れたいと思ったときに立ち寄れる環境を整えることで新たな出会いに繋げたい狙いです。
【フタバ図書店舗運営部・小田剛 部長】
Q:かなりチャレンジングなことだと思うが試行錯誤した?
「そうですね。やっぱり防犯面や安全面は、最初懸念としてあったんですけど、全国の他の法人をいろいろ見させてもらって、結構うまくやっているところがあったので今回このような形で踏み切った」
同じ建物内にはフィットネスジムとインドアゴルフの練習場があり、24時間利用には会員登録が必要ですが、一方で本や文具のフロアについては入口のカメラに顔をかざすだけでドアが開くシステムです。
【野川キャスター】
「無人営業の肝となるのが顔認証カメラということで、どれほどの性能なのか、手元に封筒がありますがこれで目元を隠してカメラに近づいてみたいと思います。反応するんでしょうか?」
「ああ~…開きませんね」
また、マスクは外すことを求められます。
そして無人の時間帯に購入するときはセルフレジでキャッシュレス決済のみとなっています。
【フタバ図書店舗運営部・小田剛 部長】
「本当に初めての取り組みなので、お客様の楽しいというところがちゃんと価値としてつけば、他の店舗で考えることもあると思うが、ここがどうなるかというのを検証しながら考えていきたい」
■ナイトミュージアム的なワクワク感が…
ーー少し前まではレンタルビデオ屋と書店が一緒になってて、深夜までやっているというところに子供の頃連れて行ってもらってワクワクしたものですが、野川さん、ちょっと懐かしい気持ちに私はなりました。
【野川キャスター】
深夜にこういうところに行くと、私も本が好きなので、書店もともと好きなんですが、人がいない中で、こんな夜中にここにいるんだっていうワクワク感、ちょっとナイトミュージアム的なワクワクを感じました。
書店で深夜早朝の時間帯に本を買うという需要そのものはそこまで多くないということなので、人件費などの面から有人での24時間営業、これは今も昔も難しいとされているそうなんです。
ですから、今回のように無人だからこそ初めて成り立つということでもあって、やはり時代と共に進んだ技術革新、まさにこの顔認証もそうですが、こういったところがあっての24時間営業になったんだと思いました。
■「私もふらっと行っちゃうと思う」
書店の 24時間営業、仮に生活圏にこういったスタイルのお店があったら、新川さんいかがでしょう。
【コメンテーター:JICA中国・新川美佐絵さん】
「私もふらっと行っちゃうと思うんですよ。私、本屋さん好きだからこそ、持続可能な形になってほしいなと思う。例えば食品などの無人の24時間のお店が、ちょっと問題や課題があったというところも見てきてるので、本当に続く形で、検証結果が出るといいと思う」
今回、実験型の店舗ということで、まさにやっていくうちに、新川さんが指摘されたようなところも見ながら、今後の展開を考えていくんだそうです。
この取り組み、マッチしていくのでしょうか。注目です。
