【辰已麗アナウンサー】
「わたしの里山(すみか)」です。
このコーナーは私が県内のさまざまな中山間地にお邪魔して、中山間地域の知られざる魅力を調べ、発信しようというコーナーです。
今回は大竹市の栗谷町編第2弾です。
前回、栗を使った焼き菓子をつくる「くり魔女」さんに出会いました。
今回は私、辰已も、「くり魔女」メンバーに!?なっています。
★前回の振り返り★
【辰已アナ】
「あ~いい!冷たい!蛇喰磐っていうくらいなので、もうちょっと激しい川なのかなと思っていたんですけど、きれい!マロンの里交流館って書いてあります」
【マロンの里交流館 中川晴雄 館長・辰已アナ】
「この…おすすめは?」
「『くり魔女』の焼き菓子。これもうおすすめできない。もう辞められたんで。『くり魔女』さんのがすごく有名になっとったんですけど。これが今年8月で撤退されたんです。だからあまり宣伝したくないんです」
「ああ~」
※館内を案内してもらうと…。
「なんかすごい」
「ここが一応加工室なんです」
「今作業されている方は?」
「今の『くり魔女』さん」
「あ!『くり魔女』さんなんですか。今お忙しいですかね」
「きょうはお掃除。やっぱり自分らがやってきたんで最後はきれいにして出られるということで片付けとお掃除」
【『くり魔女』正木清美さん、稲垣洋子さん・辰已アナ】
「すみません、こんにちは。TSSの辰已と申します」
「最後の仕上げに掃除をしておりました」
「うかがいました。8月いっぱいでっていうことで、おつかれさまでした」
「とんでもないです。ありがとうございました」
「いつからやられていたんですか?」
「令和元年6月からですかね」
「お~。じゃあもう7~8年か」
「そうそう7年ですね」
【『くり魔女』正木清美さん、稲垣洋子さん・辰已アナ】
「そりゃここ元気にするように。マロンの里をね。栗を使って何かってことで」
「昔から作ってたから、それを生かして栗谷の栗を生かして地域おこしというか」
「すごい人気商品だったって聞きました」
「ありがたいことにね。残念です」
「いや~、でもお疲れさまでしたですよ。本当に」
「みんなのおやつにと思って、くりのタルト作ってきたんじゃけど」
「食べてもらいますか?」
「え!?」
「大きな栗を使ったタルト」
「楽しみ!食べたいです!」
★『くり魔女』最後の活動日 おやつ時間にお邪魔します!★
【くり魔女さんたち・辰已アナ】
「すみません。お邪魔します」
「はいどうぞ~」
「もう作業は全部終わられたんですか?」
「ええ、ほとんどもう」
「もうくり魔女さんたちのケーキは食べられないと思っていたんです。そしたらきょういただける。お邪魔させていただけるっていうことでありがとうございます」
「よかったです」
「どうぞどうぞ」
「こんなおっきい!」
「ね、おっきいの」
「これ、どなたが作られたんですか?」
「この人がもう、渋皮煮の先生です」
「そうですか。渋皮煮の先生、これはここの栗ですか?」
「そう、この辺の」
「去年の秋にできた栗なんです」
「今年のではなくまだね」
「今年のは今から落ちる」
「そうですよね」
【くり魔女さんたち・辰已アナ】
「じゃあいただきます」
「どうぞどうぞ」
「一緒に食べましょう」
「食べましょう。食べましょう。皆さんどうぞ」
「このままこっち側から」
「それがいいかもしれないですね」
「いただきます」
「抹茶は初めてです。私たちも」
※実食…。
「ん~!これはおいしいです!うん、すごい!」
「栗がね」
「渋皮煮がめっちゃおいしいです」
「でしょ!この味がやっぱりすごいんですよ、上手なの」
「全然重たくない。甘いのもあるじゃないですか」
「甘いばっかりのがあるでしょ?栗の味がする渋皮煮ってなかなかね。甘いばっかりの栗ってあるんですよ。結構すごく上手なんですよ。この人」
「でもここの地区の栗自体、やっぱりおいしいんですか?」
「おいしい」
【くり魔女さんたち・辰已アナ】
「なんでそんなおいしく育つんですかね?」
「ね~?」
「気候のせいもあるかも。お米もおいしい」
「ヒノヒカリなんですがね。この辺」
「お米もおいしいし野菜もおいしい」
「ちょうどいいのかな?」
「めっちゃ大きいですよ。この大きさすっごい」
「最初はお互い全然知らないところから始まったんです?これは」
「呼んで呼んで呼んでって形で近所を」
「最初は7人だったんですけど、1人高齢でやめたので今6人なんですけど」
「でももうこれでワンチームでずっとやってこられたんですね」
「そう。もうばっちしですね。このチームは。何も言わなくても阿吽の呼吸で動けるんです」
「チームワークができあがってる?」
「今何するかそれぞれが何していいか。もうね」
「何している時が1番楽しかったですか?」
「ここ?」
「ここ」
「まあこうやって、だべっておしゃべりしたり」
「ここでみんなで楽しくするのが生きがいにもなってたんですよね」
「行くところがあってケーキ作ってしゃべって、1日を楽しく過ごせて同じ価値観だったからできますね。みんなでも終わるのが惜しいですよね。ここまでできたから」
「本当はもうちょっと長くやろうと思われてたんですか?それとももうちょっと早くやめて…。体力的にとかあったんですか?」
「そういう計画は別になかったんだよね。だけどひとり辞められたじゃないですか。歳でね。それでやっぱり限界が来るんですよね。やっぱり歳にはかないません。できなくなってやめるよりか少し前にやめることに決めて」
「じゃあもう、やりきったって感じなんですか?」
「そんな感じ、ね?やりきった感じですよ」
「いや~お疲れさまでした。うれしいですよ。かったです」
「こっちこそよかったです。きょう来てもらってね。明日じゃいませんでしたから」
「本当ですよ」
「たまたま…!」
★くり魔女・正木さんとある場所へ★
【『くり魔女』正木清美さん・辰已アナ】
「もう取れるぐらいの?」
「これが落ちるんです。これがこう開いてるでしょう」
「あ!本当だ!」
「これこれ!これが開いて、もうちょっとで落ちます。これがね」
「やっと!栗谷に来て栗が見られました。お母さん」
「こんなんでいいの?」
「栗がいっぱいあるから、栗谷っていう地区になったんですか?逆ですか?」
「もともとそうでしょう。栗谷でしょう。やっぱり大栗林小栗林ってみんな栗がついてますもん。みんな栗、栗」
「どこの家にも1本はあるみたいなのが普通なんですか?」
「結構あるんですよね。大体あるんですが。でも今はそこにもありますが、クマが出たりするんで。クマが好きなんですよ。栗が。栗と柿がすきなんですよ。クマは」
「柿のイメージはあります」
「あるでしょ?栗も好きなんですよ」
「こんな固いのに」
「うん、だからここも畑に種ができているから植えてますけど、外だったらやっぱり切らないといけないかなと思ったりするんですよ」
「そうなんですか」
【『くり魔女』正木清美さん・辰已アナ】
「クマを呼んじゃいけないんでね」
「ちょうどパンって裂けて中身が」
「ちょっと当たったら裂けますよ。これ」
「え!本当ですか?」
「ここでちょっとやったら風でちょっと取れるくらい」
「あ!」
「ほら、ね?」
「すごい!」
「ね、こういう感じ」
「もうちょっとしたら風で。もうね」
「あ!すごい!出た!」
「ああいう感じ」
「待ってお母さんやりたい!」
「あれ、いいんじゃない?」
「どれですか?」
「届く?」
「届きます。うそ、届かないかも」
「届け!」
「これですか?」
「うん」
「よっ!」
「ほれほれほれ」
「落ちた!」
【『くり魔女』正木清美さん・辰已アナ】
「向こう側へ落ちたか?これ、こうしてとるんだよ。とり方わかる?」
「わかんないです。手でとる…?」
「手じゃ痛いから、こうして開く」
「すごい!」
「開く。開く足で」
「初めて!本当ですか?」
「本当、ほらぱっととれるから」
「これを手で取るんです?」
「イガが当たったら痛いからね」
「あっ、痛い!」
「ほらほら、当たらずに上手にとるように」
「はい、よっ!とれた!すご~い!」
「そんなことで感動してくれて」
「そんなことじゃないですよ。すごいじゃないですか。かわいい」
「え~?そう?こんなんでよかったか」
【『くり魔女』正木清美さん・辰已アナ】
※袋に入った栗を見て…。
「これはどこの栗ですか?」
「これですね」
「これ!?ずいぶんとれたんじゃないですか?今年」
「そうね、これが初ですよ。3日か4日分あります。これが」
「朝から1回も見られなかったんですよ。青栗ばっかりで」
「そうよね。まだ開いてないからね」
「そうなんですよ、いや~、見られず帰るかと思いました」
「本当に?よかった」
「ありがとうございました」
「そういうことでしたか。よかったよかった。こんな栗で」
