福井県永平寺町の九頭竜川で行われているアユの伝統漁法「さぎり漁」がピークを迎えています。しかし、今年は記録的な不漁となっているようです。
秋晴れの九頭竜川に漁師が次々と網を投げているのは、9月1日に解禁されたアユの伝統漁法「さぎり漁」です。
この時期にとれるのは産卵で川を下る落ちアユ。川に縄を張り水面が震える音に驚いて浅瀬に集まったアユを網で捕えます。
しかし、網を上げてみると中にいたのはわずか数匹。これまでは1日に数百匹取れることもあったといいますが、2日は朝5時から正午までに取れたのはわずか30匹ほどで、今シーズンは記録的な不漁が続ています。
その原因はー
九頭竜川中部漁協・南川忠男さん:
「この辺(胸元)まで水が流れた。川下にいたアユはほとんど流されてしまった。(大雨の後は)しばらく、網をまいてもとれなかった」
8月の大雨でアユの数が激減しているといいます。
さぎり漁が行われるのは11月14日まで。上流の勝山や大野では大物のアユもとれているとのことで、漁師たちはシーズン中の豊漁を願っています。
