富山県氷見市で酒類の卸売業などを手がけていた会社が破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。背景には業績の低迷に加え、今年8月の記録的大雨被害の影響もあると見られています。
破産手続きの開始決定を受けたのは、氷見市薮田の酒類の卸売業などを行うロッキーです。
帝国データバンク富山支店によりますと、ロッキーは1928年創業で氷見市内の旅館やホテル、飲食店などに酒類を卸したり店舗を設け、酒類や食品の小売業も行っていました。
しかしディスカウントストアとの競合や新型コロナウイルスの影響などから業績が悪化。さらにおととし1月の能登半島地震で旅館やホテル、飲食店などの営業が減少し、酒類の売り上げが落ち込みました。
こうした中、追い打ちをかけたのが今年8月の氷見市内の記録的大雨による災害で、得意先の飲食店などが被災したことで、酒類の販売が落ち込み業績の回復が難しい状況となりました。
ロッキーは先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念し、先月28日富山地裁高岡支部から破産手続きの開始決定を受けました。
記録的大雨被害の影響を受けた企業の倒産は県内初めてで、負債は約4000万円に上るということです。
