北海道後志地方の京極町の農場でミャンマー人労働者が虐待を受けていたとされる問題で、東京に避難した男性と農場側との団体交渉がありました。
農場側が認めた暴行は一部のみでした。
「ちゃんと暴力があったことを(すべて)認めないということはとても残念だということです」(ミャンマー人男性)
東京での団体交渉を振り返るのはかつて、京極町の農場で働いていたミャンマー人の男性です。
「わからんかこの野郎。ちょっと来い。来いって。だから教えてやるから」(農場関係者)これは2026年7月、農場で撮影された映像です。
男性はこのとき、農業法人の関係者にほほをたたかれ、胸元をつかまれたと訴えています。
男性は実質的な経営者の町議など農場側に7件の暴行への謝罪や、未払いとなっている賃金の支払い、農場のチェーンソーを壊したとして無断で給料から引かれた4万円の返還などを求め、団体交渉に臨みました。
男性側によりますと、農場側は男性をつかんだことは認め謝罪する意向を示しましたが、音声や動画が提示されなかった暴行は認めませんでした。
チェーンソー代については「作業させてない」と否定。未払い賃金については一部を支払う意向を示しました。町議などは出席しませんでした。
「自分は自分の権利でできるものをもらいたい」(ミャンマー人男性)
男性は引き続き団体交渉を続けるとともに、農場側の刑事告訴も視野に入れています。
