木原稔官房長官は29日の記者会見で、中国の王毅外相が「(日本の)指導者による台湾問題での誤った発言を是正することが必要だ」と述べたことについて、「政府としては引き続き適切な対応を行っていきたい」と述べました。
王毅外相の発言は28日、訪中した岩屋毅前外務大臣との会談で行われたもので、2025年11月の高市早苗総理の台湾有事に関する国会答弁を念頭にしたものとみられます。
また、木原長官は、岩屋氏が中国との経済交流をはかる「日本国際貿易促進協会」の会長として訪中したことを踏まえ、「中国側の発表については承知をしているが、民間経済団体の動向であり、政府としてコメントすることは差し控える」と述べるにとどめました。
その上で木原長官は、「懸案や、意見の相違があるからこそ、日中間の幅広い分野での重層的な意思疎通を行っていくことが重要と考えている」と強調しました。
