みそのコクとたっぷり具材からのうまみが広がるアツアツのちゃんこ鍋。
これから本格的な鍋シーズンを迎える中、新たな不安材料が浮上しています。
ちゃんこ玉海力 銀座本店・河邉佑太郎店長:
味噌が段階上がります、という連絡はいただいている。厳しいですよ。
家庭料理にも欠かせない、みその値上がり。
28日に番組が訪ねたのは神奈川・横浜市内のスーパーです。
多くのみそがずらりと並ぶ中、買い物客が口にしたのは値上がりへの戸惑いです。
日本の食卓の必需品みそをめぐっては、2025年から2026年にかけ大手食品メーカーが軒並み値上げを実施。
総務省の調査によりますと、2026年8月の全国のみそ平均価格は約431円と2025年の同じ月と比べ40円以上高くなっています。
そうした中、更に10月から値上がりです。
スーパーセルシオ和田町店 食品バイヤー・久保田浩二さん:
10月からはハナマルキさんの商品一部値段改定があり、商品によっては10%~30%くらいまでの値上げ幅で価格改定がある。
大手メーカーから最大30%の値上げ通知が届いたそうで、店は売り上げへの影響を不安視していました。
一方、肌寒さを感じる日が増え、鍋が恋しくなってきた中、ぎわっていたのは東京・銀座のちゃんこ鍋店です。
自家製つくねをはじめ、17種類の食材が入った店自慢のみそちゃんこ鍋。
こちらの店にも仕入れ業者から、みそ値上げの通知が届いたといいます。
ちゃんこ玉海力銀座本店・河邉佑太郎店長:
全部で4種類のお鍋を販売、そのうち2種類の鍋が味噌メイン。冬場が繁忙期になるので、10月からさらに上がっていくと、やはり厳しいなという部分もある。
店では鍋だけでなく、人気のおつまみ、もろきゅうにも自家製の肉みそを使用しているため影響は大きいということです。
また、ちゃんこ鍋を堪能する人たちからは「野菜もたくさんとりたいときお鍋料理ってすごくいい」「普段1人暮らしなので自炊しないから、野菜を食べられるのは良い」などと話しました。
さまざまな野菜を一度にとれることでも人気の鍋料理ですが、みそに加え、鍋野菜の値上がりも深刻だといいます。
ちゃんこ玉海力銀座本店・河邉佑太郎店長:
値段が上がっているものに関しては白菜やニラなど。値上げはしないつもりだが、その中でどうしていこうかな…。
28日に取材した店での価格は、白菜は2週間前から2倍以上にアップ。
ネギも税抜き1本158円という高値で売られていました。
定番食材の値上げが相次ぐ中、物価高の秋を何とか乗り切るための工夫が求められます。
