台風25号が関東を直撃して1週間。
深刻な被害は、行楽の秋真っただ中なはずの観光スポットにも及んでいました。
千葉県の「袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁」には、カピバラ、ダチョウ、ウサギなど15種類以上の動物たちが待っていますが、園内には今も引かない泥水と落ちてきたままの木々が。
そして、崩落した土砂が押し寄せた場所は、来園者の芋掘り体験にも、動物たちの大切な食料にも使われるサツマイモが植えられていました。
袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁・國立路加園長:
(台風の)次の日に来たら、もうこの状況でした。(Q. 最初園に来た時は?)いやーもう…言葉にならなかったですね。一生懸命いろいろやっていたことがね…。そうですね…。
救いは、動物たちが無事だったこと。
それでも新たな土砂崩れを心配し、普段いない場所に動物たちを移動させたり、生後まだ数日というカピバラの赤ちゃんが心配だといいます。
袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁・國立路加園長:
あそこの黄色い小屋で子育ての真っ最中だが、上を見ると、もしかしたら落ちるんじゃないかという石が2個。(石が)もし落ちても大丈夫なように機械を置いている。機械が壊れる分には、動物を守るためにはしょうがない。
できれば、10月の3連休には一部だけでも園の再開を目指すという、ふれあいどうぶつ縁。
心配なのは復旧に向けた費用です。
袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁・國立路加園長:
土砂の搬出もやったり、大きな機械も必要。(復旧にかかる費用は)本当に何千万円とか。
一方、季節の花々に加え、子供たちが大好きなアトラクションなど、さまざまな楽しみ方で大人気の東京ドイツ村。
ここも、園内の至る所に土砂災害の跡がありました。
「小さな子供たちでも楽しめる」と、大人気だった“ブタ天キッズコースター”。
奥の斜面が全て崩れてしまったということで、今も木々と土砂が金属製の柵を巻き込むような形でレールのところまで流れ出てしまっています。
東京ドイツ村広報・中島壮さん:
(Q. 雨が続くと復旧作業も手がつけられない?)怖くて近づけない。近隣も土砂崩れが続いてるので、ウチみたいなレジャー施設だと後回しになってしまう。
願うのは、この長雨の一刻も早い終息。
台風26号の進路に気をもむ日々が続きそうです。
