アメリカのトランプ大統領が、イランの停戦案を拒否し、中間選挙後の空爆再開を想定していると報じられました。
イラン側は、アメリカが海上封鎖を解除し、凍結資産の一部を解放するほか、イラン産原油への制裁を解除することを条件に、7日以内にホルムズ海峡を開放し、核協議を再開する計画をカタールを通じて提示しています。
イランのアラグチ外相は25日、この提案について「選択はアメリカに委ねられている」と述べ、アメリカ側に受け入れるよう求めました。
しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルは25日、複数のアメリカ政府当局者の話として、トランプ大統領がイラン側の提案を拒否したと報じました。
アメリカ側はイランや仲介国に対し、海上封鎖を解除する考えはないと伝えているということです。
さらにトランプ氏は、イランがアメリカ側の要求に応じることに懐疑的で、11月の中間選挙後には空爆を再開する可能性が高いとの見方を側近らに示しているということです。
一方で、トランプ氏は他の有事に備えて弾薬を温存する必要があることなどから、大規模な戦闘の再開には消極的だとしています。
アメリカとイランは現在も仲介国を通じて交渉を続けていて、停戦に向けた合意に至るかが焦点です。
