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「船があるのにみんな違う方向を…」昭和36年“橋の上”で「日の丸を持つ人々」の正体は? いまはなき橋の謎 琵琶湖唯一の温泉街「おごと温泉」を調査 滋賀・大津市【兵動大樹今昔さんぽ】|FNNプライムオンライン

「船があるのにみんな違う方向を…」昭和36年“橋の上”で「日の丸を持つ人々」の正体は? いまはなき橋の謎 琵琶湖唯一の温泉街「おごと温泉」を調査 滋賀・大津市【兵動大樹今昔さんぽ】

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一枚の写真から街を再発見する「兵動大樹の今昔さんぽ」。
今回は滋賀県大津市・堅田の浮御堂からスタートです。

堅田にある満月寺の境内には、琵琶湖に突き出た浮御堂があります。
歌川広重の『近江八景~堅田落雁~』にも描かれ、古くからその情景は多くの人々に愛されてきました。

そんな絶景を前に、兵動さんが受け取ったのは1961年(昭和36年)に滋賀県大津市内で撮影された1枚の古い写真。
橋の上を日の丸の旗を持った大勢の人々が歩いている様子が写っています。

【兵動大樹さん】「これすごい!何かを祝ってる。国旗持ってますよね。船があって桟橋かな?船があるのにみんな素通りやな。違う方向見てますね」

写真の場所は見つかるのでしょうか?

■ 三重県から来たバイカー夫婦が第一ヒント!

さっそく聞き込みを開始すると、三重県鈴鹿市からバイクで琵琶湖一周中というご夫婦に遭遇。写真をよく見てもらうと、写真の中に「雄琴」という文字を発見してくれました。

【男性】「雄琴って書いてある。ちょっと南に行ったところに雄琴漁港っていうのがあって、多分そこだと思うんですよ」

釣りで琵琶湖によく通っていたという男性のおかげで、写真の場所が「雄琴港」周辺かもしれないことが判明しました!

■ 雄琴港は「おごと温泉駅」に?

地元の方にも聞いてみようと立ち寄ったのは、昭和27年(1952年)創業のお茶の店「立正園茶舗」。

ここではお茶を焙じていて、店内にはいい香りが漂っています。
さらに、抹茶を茶筅で立てて作る本格的なグリーンティーをいただくことに。

【兵動大樹さん】「うわ!これは贅沢なグリーンティーですね。抹茶の風味と舌に乗ってくる、抹茶が。これはおいしいわ」

写真について聞いてみると…。

【女将さん】「(雄琴港には)遊覧船乗り場が昔からあった。昔やったら玻璃丸とか、今やったらミシガンとか」

琵琶湖のクルーズ船の名前も出てきましたが、核心的なヒントは得られず…。
とりあえず、おごと温泉駅方面へ向かうことにしました。

■ ママ友同士でオープン!駄菓子カフェで懐かしトーク

温泉街へ向かう途中、1カ月前にオープンしたばかりの駄菓子屋「te to te」を発見。

【兵動大樹さん】「雰囲気、カフェかと思った!」

小学校の子どもが同級生だったというママ友2人が、人と繋がる場所を作りたいという思いで始めたお店だそうです。

【店主】「最近の子供はちょっと挨拶ができなかったりとか…」

【兵動大樹さん】「俺らも礼儀教えてもらったの、駄菓子屋さんやったからね。『これください』とか、『これ』じゃなくて『ください』やろって教えてもらった」

最近、少なくなってきている子供と地域の大人が気さくに繋がれるのが駄菓子店の魅力。

写真のヒントは得られませんでしたが、最近話題の人気スポット「おごと温泉観光公園」を教えてもらいました。

■ おごと温泉は滋賀県“唯一”の温泉地!

「おごと温泉観光公園」では、足湯や滋賀県のお土産が楽しめるほか、大人気の「琵琶湖キーホルダー」を求めて朝6時から行列ができるほどの賑わいを見せています。

おごと温泉は伝教大師・最澄が開いたとされ、平安時代からの歴史を誇るということです。
滋賀県唯一の温泉地として9軒の旅館が集まり、「美肌の湯」として知られているそうです。

【おごと温泉旅館協同組合・池見喜博理事長】「浮御堂や比叡山、琵琶湖大橋を渡って近江八幡や彦根にも行ける。雄琴港から船で琵琶湖博物館にも行ける」

雄琴港は、観光拠点としても注目されているスポットなのです。

■ 写真の正体は「琴江橋」の渡り初めだった!

ついに、地元の生き字引である元温泉旅館「えり清」の元店主・遠藤誠次さんに写真を見てもらうと、謎が一気に解けました。

【遠藤誠次さん】「これが琴江橋。この橋の通り始め」

写真に写っていたのは、1961年(昭和36年)に完成した「琴江橋」という一本橋の渡り初めの風景だったのです!

橋は現在の琵琶湖グランドホテル前にあった水泳場の近くまでつながっていたそうです。

■ いまはなき「琴江橋」に想いを馳せて…

当時はクーラーのない時代、旅館の宿泊客がぞろぞろと夕涼みに出てきていたのだとか。残念ながら木が腐ってきたため、琴江橋はなくなってしまいました。

当時、橋の下を船が通れるように橋の一部を階段で高くしていて、写真は上から撮ったものだということ。いまは同じ高さから撮影できませんが、おおよその位置から撮影しました。

【兵動大樹さん】「雄琴温泉、最高ですね!アクセスもいいですし、琵琶湖が癒してくれますね。ここを起点にいっぱい遊びに行きたいと思います」

(関西テレビ「newsランナー 兵動大樹の今昔さんぽ」2026年9月11日放送)

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