富山県滑川市は「観光遊覧船キラリン」について、来年度以降は運航しないことを決めました。船の老朽化に加え、維持費、人件費の増加が背景にあります。
「観光遊覧船キラリン」の船は2000年5月に造られ、2015年に滑川市が購入。
2018年から、富山湾の「クルージング」とホタルイカ漁を観光船から見学できる「ほたるいか海上観光」の両方に使われてきましたが、去年8月にはエンジンの故障で運航を中止するなどしていました。
キラリンの運航を巡っては、法改正で運航管理者と船長の兼務が認められないことなどによる人件費の増加に加え、船を維持するには救命用のいかだの整備に約500万円。運営経費に年間約4000万円から5000万円がかかる見込みで、同じ規模の船を新たに造る場合は2億円から3億円かかるとみられています。
こうしたことから、市は25日にキラリンを来年度以降は運航しないことを決めました。
一方、市は「ほたるいか海上観光」は継続したいとしていて、民間への運行委託などを関係団体と協議しているということです。
