去年実施された国勢調査で富山市が人口を過大に報告していた問題について、25日の市議会で質問が集中しましたが、市側は「総務省の審査中だとして」詳細な回答を控えました。
この問題は、去年実施された国勢調査の富山市の人口の速報値40万2133人に対し、総務省が「報告数値に誤りがあるのではないか」と指摘しているものです。
25日の富山市議会で問題を所管する清水企画管理部長は今月4日以降、総務省の職員が3度にわたって市役所を訪れ、審査を受けたことを明らかにし、次のように述べました。
*富山市 清水裕樹企画管理部長
「国勢調査の確定値については国の公表前には市からは何ら公表できない。現時点では市から委員に詳細について報告できる段階には至っていない。本日はご容赦いただきたく考えております」
これに対し最大会派、富山自民の高田真里市議は、一部から指摘されている人口の意図的な水増しがあったかについて質しましたが、詳細な答弁はありませんでした。
*富山市 清水裕樹企画管理部長
「これに関しても総務省の確定値に向けた審査の内容にも関わってくる。そのあたりの見解も今回は回答を差し控えたい」
総務省は人口の確定値を今月29日に公表する予定で、富山市は総務省の報告を受け次第、早急に説明するとしています。
*富山自民 高田真里市議
「総務省が公表されるまでは審査の状況は言えない立場というのは理解している。わかる時点で公表できることがあれば一つでも早く教えていただければ、私たちも市民から聞かれますので報告は早めにお願いしたい」
