ことし5月、兵庫県たつの市で親子が殺害された事件で、警察はきょう=25日、遺体で見つかったかつての隣人の男を、容疑者死亡のまま書類送検しました。
たつの市の住宅でことし5月、住人の母親(当時74歳)と次女(当時52歳)が殺害されているのが見つかりました。
警察は、次女を殺害した疑いで、かつての隣人の大山賢二容疑者(当時42歳)を指名手配しましたが、ことし6月に揖保川支流の川から遺体で発見されました。
警察はきょう、大山容疑者を容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検しました。
捜査本部によると、凶器は今も発見されていないということです。
また、大山容疑者が事件前、たつの市中心部のアパートで独り暮らしをしていたことが判明し、そこで発見された容疑者のタブレットには、「自殺」という検索履歴がありました。
大山容疑者は家賃を滞納し「夜逃げ」のような形で去っていて、事件現場の隣にある実家で、寝起きなどをしていた可能性があるということです。
また、捜査本部は大山容疑者の死亡について、自殺とみています。
防犯カメラの捜査で最後に生存が確認された橋の周辺から、大山容疑者が離れるような映像は確認されておらず、別の人物が橋の方へ向かう映像もなく、争った形跡もないということです。
川岸から数mまでは水深が浅く、自力で上がれる地形であることから、転落事故の可能性についても否定しています。
捜査本部は、遺書はないものの自殺に関する検索履歴があったこと、大山容疑者が警察の捜査を知った可能性もあることから、最後に生存確認された橋の近くで自ら川に入り、命を絶ったものとみています。
大山容疑者の知人からは、大山容疑者が独り言を言ったり、物に当たったりしていたとの証言もあった一方、被害者親子とのトラブルは確認されていないということで、捜査幹部は「被害者の方に落ち度があった事件ではないと明確に申し上げておきたい」としています。
(現在、捜査本部が報道機関に説明中。このニュースは随時更新します)
