「秋分の日」の9月23日、福岡県内で秋の味覚を楽しめるスポットが人気を集めました。
しかし、一部のフルーツについては、猛暑と少雨の影響で“ある異変”が起きているようです。
23日は「シルバーウィーク」最終日で、家族連れなど多くの人でにぎわう「道の駅うきは」。
店頭に並ぶのは、野菜や惣菜と、今が旬のフルーツです。
シャインマスカットなどのブドウに加えて、柔らかい肉質が特徴の「早秋柿」や、青みがかった色で知られる「太秋柿」など、うきは市の特産品が販売されています。
入り口前に設置されたテントにも客が続々と入っていきます。
◆記者リポート
「中に入ってみますと、多くのお客さんで混雑しています。商品はたくさんあるんですが、値段を見てみますと、ブドウが350円、こちらのカキは8個入りで300円になっています」
こちらで売られているのは、小さく育ったものや傷が入ったものなどのいわゆる「ワケあり商品」。
味は正規品と変わらないものの、割安な「特別価格」で販売されているとあって、大人気のコーナーです。
日によって入荷量に差があるため、数量限定の「早い者勝ち」となっていて、なくなり次第終了です。
◆来店客の親子
「ナシが好きなので、これも4つ入っていて380円で、とても安い」
「めちゃめちゃお得。すごく安いなと思って。見た目もきれいですし」
◆来店客
「とっても新鮮で安いし、わざわざ熊本から買いに来た」
皆さんが次々に買い求める『秋の味覚』。
ところが、これから旬を迎えるカキについて今年の出来を聞いてみると、例年通りとはいえないようです。
◆カキ農家 綾部勝志さん
「夏の高温と小雨でちょっと玉太りが悪い。去年も結構高温だったが、今年もさらにひどいような感じ」
7月から猛暑が続いて雨が少なかった影響で、カキは通常よりも一回り小さいサイズに。
さらに強い日差しの影響で、本来ならばオレンジ色の皮が茶色く日焼けしてしまったものも…
しかし、普段より多く水をやったり小まめに手入れをするなど、できる限りの対策をしているということで、気になる味については太鼓判を押しています。
◆カキ農家 綾部勝志さん
「これだけ、お天道様が出ているので、味としては十分。1年間頑張って作ってきたので、とにかく味はおいしいので、小さくても食べていただきたい」
「早秋柿」が9月下旬まで、「太秋柿」は10月いっぱいが旬だということで、『秋の味覚』はまだまだ楽しめそうです。
