イギリス王室の異例の反論を招いた、ダイアナ元妃の弟・スペンサー伯爵の回顧録が22日、イギリスで発売されました。
回顧録には、ダイアナ元妃が1997年に亡くなった際、当時のチャールズ皇太子がスペンサー伯爵に対し、「彼女のことなど、私たちもすぐに忘れる」という趣旨の発言をしたと記されています。
発売日を迎えたイギリスの書店では、回顧録が入り口近くの目立つ場所に並べられました。
購入した人は、「実際に何があったのかを知っているのは、ダイアナ元妃とチャールズ国王、そして、おそらくカミラ王妃だけだ」としたうえで、「この本を通じて、もう一方の視点を知ることができるのは良いことだ」と話しました。
回顧録の内容を巡っては王室報道官は発売前に異例の声明を出し、「きょうだいを失った悲しみが、判断に影響を与え、記憶さえも変えてしまうことがある」と反論しました。
王室側がスペンサー伯爵の記憶の正確さにまで疑問を呈する中、回顧録の内容をめぐる波紋が広がっています。
