ウクライナ侵攻後、初めて行われたロシアの下院選挙で、プーチン政権の与党「統一ロシア」が圧勝し、過去最多の議席を獲得する見通しとなりました。
ロシアの下院選挙は18日から20日まで投票が行われました。
ロシアで下院選挙が行われるのは、2022年にウクライナへの侵攻を開始して以降、初めてです。
中央選挙管理委員会によりますと、開票率95%を超えた時点で、統一ロシアは定数450のうち355議席を獲得する見通しです。
現有の310議席を上回って全議席の約8割を占め、これまで最多だった2016年の343議席も上回る見通しです。
統一ロシアの党首を務めるメドベージェフ前大統領は、「国民は引き続き党を信頼し、さまざまなレベルの国家運営を任せられると考えている」と述べました。
また、タス通信によりますと、ウクライナ侵攻に参加した49人が統一ロシアから下院議員となる見通しです。
一方、ウクライナ侵攻に反対する野党「ヤブロコ」は、比例代表への参加を認められず、小選挙区に候補者を擁立しましたが、議席を獲得できない見通しです。
今回の選挙は、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部と南部の地域でも行われ、EU=ヨーロッパ連合のカラス上級代表は21日、「民主主義の後退が浮き彫りになった」などと批判しています。
