台風25号は関東に最も接近していて、先ほど東京都心も暴風域に入りました。
一方、神奈川・横須賀市では土砂崩れが発生。
64歳の女性が生き埋めになったという通報があり、救助活動が行われています。
午後3時半ごろ、東京・JR品川駅周辺では激しい雨に加え、強風が吹き荒れ始めました。
台風接近に伴う激しい雨と風は、JR新宿駅周辺でも。
午後3時半ごろ、歩いている人たちは風にあおられないように傘をしっかりと押さえながら歩いていました。
強い勢力を維持したまま関東に最も接近している台風25号。
関東各地では台風の接近前から大雨となりました。
21日午前7時前の千葉県京葉道路船橋付近では、前方の視界が悪く、前をはっきりと見ることができなくなっていました。
強い雨が窓を打ち付けていて、視界は全体的に白っぽく、前を走っているトラックのタイヤ部分から激しく水しぶきが上がっていました。
東京・お台場では午前8時ごろから強い雨が降りました。
台風による雨は時間の経過とともに強まっていきました。
この雨により神奈川県では被害が相次ぎ、横浜市都筑区の住宅街では土砂崩れが発生しました。
土砂が家のほうまで押し寄せ、根っこを見てみると、完全にあらわになっているのが確認できます。
「土砂が道をふさいでいる」と110番通報があったのは午前1時半ごろ。
警察によりますと、この土砂崩れによるけが人はいないということです。
現場周辺の住民は自主避難していて無事でした。
周辺の住民:
昨日から自主避難してたんですよ。ビジネスホテルに泊まってたんだけど、とりあえず見た感じは家大丈夫そうなんで、とりあえずもう一回ホテル取り直して、もう一回泊まります。
台風による猛威は観光地にも及んでいます。
午前9時過ぎ、鎌倉市では非常に雨脚が強くなり風も強く、横殴りの雨がかなり強く降り続いていました。
観光客も予定の変更を余儀なくされました。
観光客:
鶴岡八幡宮行こうって歩いてきたんですよ。ここまで来たら雨脚があまりにもすごかったんで、ちょっと危ないなと思って。きょうは残念だけど帰ろうと思って。
埼玉・春日部市では一部の道路が冠水し、午前11時半ごろには記者の足首ほどまで水が来ていました。
一方、8月の千葉豪雨で大きな被害が出た千葉県でも、台風の影響により各地で冠水や土砂崩れなどの被害が出ています。
午前10時40分ごろの千葉・市川市には大粒の雨が降り、マンションの地下駐車場は雨水で冠水していました。
そのマンションの周辺では、ごみ収集車が冠水した道路を進む様子が見られました。
冠水した道路では、動けなくなった車も。
細い道の先を見ると冠水していて、その先では白い軽自動車が1台、右前に傾いていました。
テールランプはついている状況ですが、運転席窓が開いているようにも見えます。
道の先は川が氾濫していて、川と道路の識別が全くできないような状況となっていました。
大網白里市でも一部の道路が冠水。
男性は両手でズボンを押さえながら、裾を上げて冠水した道路を歩いていました。
近隣の住民:
我慢してたけどもう腹も減ったし。(Q. 何時ごろから雨?)目が覚めた時はもう降ってる。(Q. 気づいたら冠水?)そう。
冠水被害は市内の広い範囲に及びました。
午後0時半過ぎの千葉・大網白里市。
コンビニエンスストアの駐車場は雨水で冠水していました。
1カ月前の千葉豪雨の際も浸水の被害に遭った店だということで、店内を見ると明かりがついていますが、入り口部分は白い板で浸水対策が行われています。
大雨の影響で、JR外房線は一部区間で運転を見合わせていて、大網駅の入り口には浸水防止のための止水板が設置されていました。
運転見合わせにより、駅周辺ではタクシーを待つ旅行客の姿が見られました。
旅行客:
千葉までタクシーで行って、そこから電車で東京に帰りたい。(きのうは)結局雨でテニスもゴルフもできず、温泉入ってごはん食べて、お酒飲んでゆったりしました。
被害は、千葉・勝浦市でも出ています。
勝浦市では、江戸時代から続くとされる秋の風物詩「勝浦大漁まつり」が18日から21日までの4日間行われる予定でしたが、台風25号の影響で20日から中止となりました。
浜勝浦区 祭典委員長・石塚弘さん:
お祭りの神事をやる予定だった。子どもたちとか他の人も楽しみにしている行事なので、残念だけどしょうがない。本当に天気には勝てません。
また、市内の遠見岬神社では倒木により参道が通れなくなりました。
20日朝の雨の影響で土砂崩れが起き、上のほうを見てみると岩肌がむき出しになっていて、下ではお祭りのちょうちんが岩でつぶされていました。
遠見岬神社・小林悠紀宮司:
倒木があったので、参拝者の安全確保のためにいま参拝を停止している。みなさんがいるときに崩れなくてよかったと話している。
