20日に福岡市西区で3歳の男の子が巻き込まれた飲酒運転事故で、逮捕された男が事故直前に制限速度を超えて運転していた可能性があることが分かりました。
TNCが入手した現場付近の防犯カメラ映像には、事故直前の軽乗用車が映っていました。
TNCが入手した現場付近の防犯カメラの映像では、数台のバイクが横切った後、黒い軽自動車がかなりの速度で通り過ぎる様子が確認できます。
このわずか1分後に事故が起きました。
警察によりますと、20日午前11時すぎ、福岡市西区小田の県道で、軽乗用車が走行中のオートバイ3台に次々と追突しました。
◆現場を見た人
「ヘリコプターが飛び、報道陣も来ていた。救急車も」
事故のはずみで、追突されたバイクのうち1台が道路のそばにいた大分市に住む大山晴瑠ちゃん(3)に衝突しました。
◆現場を見た人
「子供が1人、バイクの下敷きになっていたのは見た」
◆現場を見た人
「たぶん子供の意識がなくて。看護士が2人くらい来て心肺蘇生をしていただいて…」
晴瑠ちゃんは、意識不明の状態で搬送されましたが、21日朝、死亡が確認されました。
また、バイクを運転していた人など、少なくとも5人がケガをしています。
事故の後、警察官が軽乗用車を運転していた男を調べたところ、呼気から基準値を大幅に超えるアルコール(0.99mg/l)が検出されたため、危険運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは、近くに住む無職・大神正治容疑者(68)で、調べに対し容疑を認めた上で、「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えてしまいました」と話しているということです。
捜査関係者によりますと、大神容疑者は事故の直前、制限速度40キロの道路を速度超過して運転していた可能性があるということです。
警察は、容疑を危険運転致死傷に切り替え調べる方針です。
