富山空港から高山へのタクシー移動を1万円に割り引くなどの富山県の事業について、県議会で論戦が繰り広げられました。
県は9月補正予算案に高山までの移動を1万円で利用できる定額タクシーの運行や、レンタカーの利用助成にあわせて700万円を計上しています。
11日の県議会一般質問で嶋川武秀県議がこれらの施策について、交通事業者以外にメリットがなく、バス路線の新設にはつながらないと批判しました。
*嶋川武秀県議
「主にインバウンドを想定していると思うが、空港におりた人がそのままタクシーに乗って、レンタカーで高山に行く費用を支援する。空港を利用していない人が納める税金を使う。この場ではとても紹介できない県民のいろんな声が届いている。新田知事、事業の真意を本音で語っていただきたいと思う」
*新田知事
「多くの方に認知いただくためにタクシー助成は目を引くものにした方がいい、議員も驚かれているかもしれないがまさにそれは予算の目指すところ。まずはおぉと思ってもらいたい、そんなことで計画している」
答弁で新田知事は、県が2019年度に実施した富山空港と高山を結ぶ路線バスの利用実績が1台あたりわずか0.7人だったことを説明。
路線バスの新設に向け、まずは認知度を高め、需要を作り出すことが必要だと答えました。
