「ご家族のもとに何かしら届けられればという風に思ってますので、本日はよろしくお願いいたします」
双葉警察署の渡辺剛署長の訓示ではじまった、東日本大震災による行方不明者の一斉捜索。
9月11日は雨が降るなか、福島県富岡町の富岡川で、双葉警察署の署員など約50人が河口付近の土を掘り起こすなどして、行方不明者につながる手掛かりを捜した。
双葉警察署刑事課の近藤勇一課長は、福島県浪江町出身。2026年3月に双葉警察署へ赴任し、今回初めて一斉捜索に参加した。
近藤さんの母親の知人の行方は、いまだにわかっていないという。
近藤課長は「この15年あっという間でしたが、本当に変わらない思い。まだ復興が終わってない以上は、これからも続けて、警察としても復興のために頑張っていきたい」と話した。
福島県警察本部によると、東日本大震災による行方不明者の数は、現在も196人にのぼっている。
あれから15年半。きょうも鎮魂の祈りが捧げられた。
