県内の10の試験研究機関が一堂に会し、イカの安定的な出荷方法や陶磁器用の上絵具の開発といった研究成果を発表しました。
【県玄海水産振興センター 資源研究担当・野間昌平さん】
「高水温時に溶存酸素濃度を向上させることでも(イカの)へい死の抑制が可能であるとわかった」
この取り組みは県内の10の試験研究機関が意見交換する場として年に2回行われているものです。
このうち、県玄海水産振興センターは漁獲後港に戻る前に死んでしまうイカのへい死対策を発表。
船用のいけすに従来のエアポンプに加えてマイクロバブル装置を併用することで、酸素を効率良く水に溶かし高い生存率を維持できると報告しました。
また県窯業技術センターは業務用の食器洗浄機で使うアルカリ洗剤にも耐えられる陶磁器用の上絵具を開発しました。
【県窯業技術センター 技術開発部・堤靖幸さん】
「食器洗浄機対応とまでは言い切れないが、かなり長い耐久性を持つ食器を作ることができた。外食産業の方で広まっていくということになれば、上絵技術という伝統産業の継承という点でも意味がある」
県窯業技術センターは特許取得の手続きを進めていて今後、上絵具メーカーなどに技術指導する予定です。
