警察官を名乗る男から「逮捕した暴力団員の薬物の入手先として名前が挙がっている」と言われたうえ、「口座のお金を調べる」などと現金を要求された呉市の80代女性が700万円をだまし取られました。
警察によりますと、今年6月30日、呉市の80代女性のもとに、警察庁の警察官を名乗る男から電話があり、「暴力団員の男を薬物犯罪で逮捕した。薬物の入手先として、あなたの名前が挙がっている」「捜査上の秘密なので家族を含めて誰にも言ってはいけない」と言われました。
女性が「身に覚えがない」と答えると、男は「検察官から連絡がある」と言って電話を切りました。
翌日、検察官を名乗る男から電話があり、「あなたが関わっているかどうかはお金を調べればわかる」と言われたうえで、調査の名目で現金を要求されました。
女性は指示された通り、7月12日に現金200万円、8月20日に500万円を封筒に入れて玄関前に置いたところ、いずれも白い服を着た男が回収し、合計700万円をだまし取られたということです。
期限を過ぎても返金されない事を不審に思った女性が警察に届け出て発覚しました。
警察は、「警察や検察が電話で金を要求することはない」として注意を呼びかけています。
