大阪府警は24日、”関西最後の一等地”「うめきたエリア」で”ある違反”の一斉取り締まりを初めて実施しました。
背景には自転車利用者が事故に巻き込まれかねない危険な現状が。
果たして問題は解決するのでしょうか。
■“関西最後の一等地”うめきたエリアで「駐車違反」一斉取り締まり
【警察官】「この路線は駐車禁止重点路線です。ただちに移動をお願いします」
「曽根崎警察です。人が乗っていても駐車違反になるんですよ」
24日朝、警察が一斉取り締まりを行ったのは、”関西最後の一等地”として開発された「うめきたエリア」です。
おととし開業した「グラングリーン大阪」や「うめきた公園」など多くの人が集まる大阪の中心地で問題となっているのが…
-“自転車レーン”への違法駐車-
■なかには寝ている人も…
先週、取材班が現場を訪れてみると…
【記者リポート】「こちらですね、自転車専用というマークと文字が書かれてあるんですが、そこに車が10台以上ずらりと停まっています」
商業施設に挟まれた南北の道など、このエリア一帯には、「自転車専用通行帯」が設けられています。
その名の通り自転車のみが通れる場所で、自転車はここを走る義務がある一方、車やバイクは走行すると違反になります。
さらに、このエリアでは駐車が禁止されていますが、レーンには長い車列ができ、中には寝ている人の姿も。
■専用レーンができて逆に危なくなった…
この状態に自転車はレーンを走行できず、車道を走行。そこに後ろから乗用車が近づいてきます。乗用車と自転車は距離を取ることができません。
違法駐車の車列の隙間に入り、後ろの車が走り去るのを待つ場面も。
【よく自転車で通行している人】「結果的に言ったら、車の方の無断駐車ができる場所を作ってしまったという形。入る隙間もないし、逆に危なくなった」
■違法駐車していた人に話を聞くと…
なぜ車を停めているのか運転手に話を聞くと―。
Q:ここ自転車専用通行帯ですが?
【駐車していた運転手】「全然わかってなかったです。すみません。いま人待ってました。(ここは)集合のときによく使っていました」
「自転車専用とは知らなかった」という答えが多く聞かれました。
■運転席に乗っていても“駐車違反” 取り締まり中に“逃走”も
そんな中、警察は24日朝、初めて取り締まりを行いました。
【警察官】「ここは、駐車禁止の場所になります、運転手さんが運転席に乗っていても駐車違反になります。だれか待ってるんですか?」
【駐車車両の運転手】「休憩です」
【警察官】「休憩でもだめです」
取り締まり中、駐車していたトラックの運転手が警察官に運転免許証の提示を求められると発進。
その場では警察官を振り切り逃げていきましたが、警察はナンバーを控え、後日捜査するということです。
■一掃してもまた駐車…“いたちごっこ”状態
警察によると、24日の取り締まりでは駐車違反など8件を検挙。
しかし、一掃された専用レーンに、また車が停まる様子が確認されました。
まさに、いたちごっこともいえるこの状況。
有効な対策はできるのでしょうか。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年8月24日放送)
