8月18日に始まった、全国中学校軟式野球大会。
日本一が決まる2026年の舞台は、島根県。
全中軟式野球、初開催だ。
全国制覇の称号を手にするのは…
25チームによるトーナメント。
このうち、地元島根から益田中学校が躍動した。
島根県大会では3位だったものの、中国大会では接戦を制し、頂点に立った。
<益田中・中国大会戦績>
1回戦 4-1 vs.黒瀬中
2回戦 5-1 vs.東山中
準決勝 3-2 vs.向陽中
決勝 3-2 vs.十日市中
これが初めての全国大会。
2回戦から登場した益田中学校は、その初戦、東海ブロック代表・愛知県の田原中学校を相手に7-0の5回コールド勝ち。
続く準々決勝で敗れたものの、全国初出場、初勝利、見事なベスト8。
「益中魂」を大舞台に刻み込んだ。
そして、決勝まで駆け上がったのは…
2025年の優勝校、連覇を誓う駿台学園中学校と、2年前の優勝校、高知中学校。
互いに準決勝までの全試合無失点。
難攻不落の守りを攻略し、「島根全中」の頂点に立つのは…
高知の先発は、エース、3年生の森田翔月(そうき)。
丁寧な投球で、無失点の立ち上がり。
駿台学園の先発マウンドには、エースでキャプテン、3年生、藤森一生(かずき)。
ここまで、登板した試合はいずれも2桁奪三振の好投手に対し、高知は2番中澤がツーベース。
2アウト2塁となって、打席には4番大谷。
センター前ヒット!
しかし、センター小橋の好返球でタッチアウト!
駿台学園も得点を与えない。
直後の2回表。
駿台学園は、2本のヒットで2アウトながら1・2塁のチャンスを作り、バッターは先ほどセンターで好プレーの小橋。
ライト前へ運ぶが、好返球で、高知、ピンチをしのいだ!
その後、両エースのすばらしいピッチングで、スコアボードには0が並ぶ。
4回表、1アウト1塁・3塁のチャンスを作った駿台学園。
バッターは、8番菅田。
ついに、均衡が破れる!
内野ゴロの間に、高知は今大会初失点、先制は駿台学園!
さらに、前の打席でヒットを放っている、9番小橋。
追加点のタイムリー。この回2点を挙げた!
そのウラ、高知は、先頭バッター、3番西村の初球。
チームを鼓舞する3ベースヒット!
次のバッターはフォアボールで出塁し、ノーアウト1塁3塁。
打席には、5番中久保。
ホームタッチアウト、かに思えたが、ミットからボールがこぼれ、高知が1点を返した。
その後、2アウトランナー2塁3塁。
次のバッターは先発ピッチャーの森田だが、ここで代打を起用。
森田はマウンドを譲ることとなった。
これに対し、マウンド上の藤森は、ボール先行で2ボールノーストライク。
ここで、今度は駿台学園ベンチが動く。
投手交代、ファーストに入っていた鈴木真夏がマウンドへ。
すると…3球連続ストライクで三振!
最高のリリーフで、同点、逆転を許さなかった!
5回、高知のマウンドに上がったのは、前の回スリーベースを放った西村。
きっちり三者凡退に抑える。
ただ、圧巻だったのは、駿台学園・鈴木のピッチング。
この回3者連続、マウンドに上がった前の回から4者連続三振。
鈴木は今大会、これまで2回戦と準々決勝に登板。
いずれも、無失点に抑えるどころか、まだヒットを1本も許していない。
6回も全て三振。これで7者連続。
2-1のまま迎えた最終回。マウンドにはもちろん、鈴木。
9者連続三振で2アウト。
そして…10者連続三振でゲームセット!
駿台学園が、全中連覇達成!!
敗れはしたが、高知も最高のプレーを見せてくれた。
島根に残された、激闘の記録。
そして、戦いは次のステージへ。
選手たちはここから、どんな成長を遂げていくのか…
