近畿地方は厳しい“残暑”が続き、24日、滋賀県大津市では最高気温が39.5度を観測し、「酷暑日」(40度以上)に迫る暑さとなりました。
大津市としては1977年の統計開始以来最高の気温です。
また、京都市でも最高気温は39.1度に。6日連続の「猛暑日」となりました。
この暑さはの要因は。そして、いつまで続くのか。
newsランナー・片平敦気象予報士が解説しました。
■大津市「全国で見ても最も暑かった」 他にも“39度以上”観測ポイントが…
近畿地方の24日最高気温は高いところから
大津市 39.5度
京都市 39.1度
京都・福知山市 39.0度
京都・京田辺市 39.0度
滋賀・東近江市 38.6度
奈良市 38.1度
など災害級の危険な暑さとなりました。
【片平敦気象予報士】「1977年からの観測開始以来一番高い気温、つまり大津ではこの50年の中で、今日が一番暑かったというそんな猛烈な暑さになったというわけなんです。
実は全国で見ても、きょう(24日)一番暑かったのは大津市です。
もうお盆が過ぎて、あと1週間で9月になるというのに、猛烈な暑さがまだまだ続いています」
■暦の上では立秋を過ぎたものの「夏の高気圧」再び
暦の上では立秋を過ぎ「残暑」の季節にもかかわらず、「真夏」の危険な暑さが続いている要因は、過ぎ去ったはずの「夏の高気圧」だといいます。
【片平敦気象予報士】「このタイミングで夏の高気圧がまた強くなっているということで、夏の高気圧がちょっと北のほうにずれていて北海道の方に行ってたんですけど、ここに来てまた西日本の真上にドーンといるようになって、夏と同じような状況になってるんです。
まだ“真夏中”と思ったほうがいいですね。
やっぱり地球温暖化の影響もあって、夏が春の方と秋の方に食い込んでますから真夏の期間も長くなってるって思ったほうがいいと思います」
■4つの台風も間接的に影響の可能性 9月に入っても”真夏”のような対策を
そして、危険な暑さはしばらく続くとみられています。
【片平敦気象予報士】「おそらく、1つの暑さの“ヤマ”が今日、明日。明後日ぐらい(26日)まで、大阪では最高気温36度前後で非常に厳しい暑さです」
その後、少し低くなるものの、それでも大阪の最高気温は32~33度程度。
そして今月30日から数日間はまた、大阪の最高気温が35度程度に、来週後半から再来週にかけて32~33度と9月に入っても厳しい暑さと予想されています。
【片平敦気象予報士】「暦の上では立秋を過ぎていて、「残暑見舞い」の時期なんですけど全然そんな感じがしないですよね。
いろんな日本の文化と実際の気候がずれてきてる気がすごくしているので、皆さん同じ違和感を持ってるんじゃないでしょうか」
また日本の南の海上などで発生している4つの台風も、「夏の高気圧」を強めることもあり間接的に影響しているのではないかと分析します。
もうすぐ9月ですが、真夏並みの熱中症への対策などが必要です。
(関西テレビ「newsランナー」2026年8月24日)
