夏の甲子園、熊本県代表・有明高校は13日、長崎日大との2回戦に臨みました。有明らしい機動力を生かした試合運びで強打の長崎日大を破り、ベスト16進出。被災地にまた一つ、勝利を届けました。
【宇城市で避難している人】
「熊本が出ているから、頑張ってもらいたいもん」
「全国の人に応援してもらってるもんね。テレビを見ていて本当にそう感じる」
「ありがたいです」
九州勢対決となったこの試合。有明先発の工は2回、1アウトランナー1塁から長打を浴びます。
長崎日大の1塁ランナーがホームを狙いますが、センター高橋、ショート實田の中継プレイでタッチアウト、甲子園を沸かせます。
このあと1点を追いかける展開となって、2回裏。有明は2アウト2塁で8番の新谷。強めの当たりのサードゴロ。これをサードが悪送球の間にランナーが2人帰り、逆転に成功します。
さらに3回、初戦で5打点を挙げる大活躍を見せた永田。打球はぐんぐん伸びてセンターオーバーの2ベース、チャンスを作ると・・・。すかさず盗塁で3塁を陥れます。
さらに次の打者のサードゴロの間にタッチをかいくぐり、ホームイン。
スピードに乗ったスーパープレーで追加点をもぎ取り、3対1とリードを広げます。
有明は先発・工に代わって5回からエースの斉藤を投入。斉藤はストレートと切れ味鋭いスライダーを軸に、8回まで長崎日大打線をゼロに抑えます。
しかし、最終回でした、先頭バッターの3ベースを皮切りに内野ゴロで1点を失い、3対2と追い上げられます。なおも2アウト3塁1塁、長打を食らえば逆転の場面。
最後は力勝負でサードゴロに打ち取り、ゲームセット。3対2、有明が持ち前の機動力と投手陣で、長崎日大を破り、初出場でベスト16進出を決めました。
避難所でも、有明の勝利に喜びの声が・・・
【宇城市で避難している人】
「たいがな、うれしか」
「(次も)今のように頑張ってほしい」
「被災しているけれど、頑張らないといけないなと、その気持ちはあります」
【有明高校 斉藤 遼汰郎 投手】
「被災した方々に勇気を届けられるようプレーするという気持ちでやってるんで、(9回のピンチでも)楽しんで笑顔で一人一人のバッターを抑えるという気持ちで投げました」
【有明高校 永田 晴輝 選手】
「(クロスプレーは)高さ的にもゴロになる打球だったので、打った瞬間に行こうと決めました。もっと勝ち上がって(熊本に)勇気や元気をたくさん届けられるように全力でプレーします」
ベスト16、3回戦の試合は16日(日)です。福島の東日本国際大学付属昌平と対戦します。
