モンテディオ山形は9日、Jリーグではクラブ初となるホームでの開幕戦を迎えた。
新戦力も加わって新たな歴史を刻む山形。栃木シティとの開幕戦は2対0で勝利、J1昇格へ好発進。
(リポート)
「山形史上初となるJリーグホーム開幕戦を前に会場には多くのサポーターが駆けつけている」
戦いの時が迫るNDソフトスタジアム山形。
待ちに待った開幕戦を前に、1万7000人を超えるサポーターが駆けつけた。
(山形市から)
「きょうは絶対勝ってほしい。山形が最近ちょっと負けてるからもっと頑張ってって応援したい」
相手は百年構想リーグで2度敗れた栃木シティ。
スタメンには新加入選手3人が名を連ね、けがで離脱していた氣田・土居も戻ってきた。
序盤は山形ペース。山形は積極的に相手ゴールに迫る。
前半17分、氣田がペナルティエリアで倒されPKを獲得。
キッカーはディサロ。冷静にキーパーの逆をつき山形が先制する。
さらに前半35分。
左サイドでボールを持った新加入の杉井に相手選手がスライディング。
これがレッドカードとなり、山形は数的優位となる。
しかし、1対0で折り返した後半、相手に押し込まれる展開に。
そこで存在感を示したのが、新加入のゴールキーパー佐藤瑠星。
9日がJリーグ初出場とは思えない守備範囲の広さと反応の速さで、ファインセーブを連発する。
耐える時間が続く中、後半39分、山形は土居に代えて新加入の川名連介を投入。
この川名が魅せる。
両チーム疲れが見えた試合終了間際。柳町が相手陣内に持ち上がると、一気に駆け上がってきた川名が落ち着いてゴールに流し込み、貴重な追加点を挙げる。
(#77FW・川名連介選手)
「自分の得意なドリブルをせずに、相手が距離をとってきたところを先にシュートを打った。それも自分の形なのでしっかり出せたと思う」
最後の最後に追加点を入れ、栃木シティを突き放した山形が2対0で勝利。
初めてとなるホームでのリーグ開幕戦を白星で飾った。
(横内昭展監督)
「初めてのホーム開幕戦、たくさんのファン・サポーターに来てもらい、最後の最後まで我々の背中を押し続けてくれた。勝利できたのはうれしい。最後引き離せたのは、サポーターの気持ちが乗り移ったのだと思う」
山形一丸での勝利。すっかり日が暮れた試合後のスタジアムには「熱さ」が残ったままだった。
(山形市から)
「佐藤瑠星選手がいっぱい止めていたのですごいと思った」
(米沢市から)
「川名選手の2点目が決まってうれしかった」
(上山市から)
「百年構想リーグは失点が多かったので、今回無失点で抑えたのはこれからの強みになると思うので、今回の勝利は本当にうれしい」
山形は次節、8月15日にアウェイで湘南ベルマーレと対戦する。
