長野県安曇野市で、北アルプスの燕岳の登山口に向かう県道の橋が土石流で流されて、登山者など数百人が下山できなくなっています。

警察や長野県によりますと、8日午後8時過ぎに、安曇野市穂高有明の黒川橋を通りかかった人から「土砂崩れで道が通れなくなっている」と110番通報がありました。

沢の上流で土石流が発生し、橋が流失したほか、県道も路肩が崩れるなどの被害が確認されたということです。

現場は、燕岳や表銀座コースの登山口となる中房温泉に向かう唯一の県道です。

おりから夏山のトップシーズンで、8日は中房温泉の2つの宿泊施設に140人、燕岳の山頂近くの山小屋に250人が泊まっていたということです。

9日朝から現地で調査が行われましたが復旧のめどは立っておらず、長野県安曇野建設事務所では、現場に仮の橋をかけて登山者を下ろすことは出来ないか検討しています。

また、中房温泉から温泉を送るパイプが破損していて、麓の穂高温泉郷では10日から休業を決めた施設も出ています。

長野放送
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