奄美地方を暴風域に巻き込んだ台風13号。

台風の中心は奄美地方からゆっくりと離れつつありますが、この時間も奄美地方の自治体では避難指示が出されていて、強風による建物への被害も確認されています。

道路をふさぐ建物の外壁。

7日朝の奄美市名瀬港町です。

建物の2階部分の外壁が崩れ、店舗の看板がはがれ落ちていました。

また奄美市住用町では、強風により倒れたとみられる木が道路をふさいでいました。

高橋晴希記者
「午前7時ごろの奄美市です。体が飛ばされそうになるほど強い風が吹いていて、そのせいか道路標識が根元から折れています」

7日、奄美地方に最も接近したとみられる台風13号。

奄美大島では各地で強風による被害が相次ぎ、奄美市笠利町では強風にあおられて転倒した60代の男性が頭を打ち、軽傷です。

また、奄美市名瀬有屋町では公民館に併設された土俵の屋根が倒壊する被害が確認されました。

近所の住民
「こんなことは初めて。もう解体するしかない」

奄美市名瀬小浜町では、住宅のカーポートの屋根が飛ばされる被害も。

持ち主の女性によると、カーポートは築25年ほどで屋根が飛ばされたのは今回が初めてだということです。

一方、奄美地方では停電も相次いでいます。

九州電力によりますと、午後5時時点で、あわせて約2万7000戸が停電しています。

このうち大和村では7日午前2時ごろからほぼ全域で停電が発生しています。

道中のトンネルのライトも消えたままに。

非常用発電機が備えられた大和公民館では、7日午後には近隣の住民あわせて8人が避難し、台風が通過し、安全が確保できるのを待ちわびていました。

避難者
「家で1人でいるので怖いから(避難した)」

大和浜集落・中井良二区長
「熱中症がこの時期は怖い。(停電しても)公民館は発電機があるので(クーラーが使える)。何かあってからでは遅い。(集落には)1人暮らしの人が多い」

台風の中心はゆっくりと奄美地方から離れつつありますが、交通への影響は8日も続きそうです。

海の便では種子屋久高速船をはじめ、離島便の多くが8日の欠航を決めています。

空の便では8日県内を発着する便で日本航空で59便、ソラシドエアで4便、スカイマークで2便の欠航が決まっています。

鹿児島テレビ
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