7月17日に土砂崩れで2人が亡くなるなど、栃木県と群馬県で記録的な大雨となった要因として、一般的な線状降水帯ではなく、組織化されていない積乱雲が大雨をもたらしたと専門家は指摘しています。
名古屋大学・坪木和久教授:
たくさんの積乱雲が 組織化されていない、 まとまらないけれども発達して、 段階上に積乱雲が集まって、 そして大雨をもたらした。
坪木教授によりますと、台風9号から変わった温帯低気圧の影響などで、大量の水蒸気が関東地方に流れ込み、大気が不安定になって積乱雲が次々と発生した可能性があるとしています。
また当時、積乱雲を動かす風が吹いていなかったことで、雨雲が停滞して同じ場所に雨が降り続いたとしています。
この現象は予測するのが難しく、今後温暖化が進むと発生の頻度が増える恐れもあるため、大気が不安定になる予報が発表されたら、大雨に備えるよう呼びかけています。
