記録的な大雨をもたらした台風25号は過ぎ去りましたが、日本の南に再び気になる雲が発生しています。
この先の天気について、樋口康弘気象予報士とお伝えします。
遠藤玲子キャスター:
千葉県や神奈川県では土砂崩れや冠水などの被害が相次ぎました。被害に遭った地域の今後の天気はどうなりそうですか?
樋口康弘気象予報士:
台風一過の青空は長続きしないんですね。関東は安定しない天気がまだ続いていきそうです。今後の雨の予想を見ていきましょう。
早速なんですが、23日の夜には東京都内であったり神奈川県、今回の被災地の三浦市、こういったところで雨となっていきそうです。
さらに、26日土曜日のお昼になると、まとまった雨雲が関東に近づいてきます。お昼の段階では、まだ都心だったり神奈川県に雨雲はかかっていないんですが、夜になると広範囲で雨となり、今回の被災地、千葉・佐倉市でも雨となっていきますので、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要となってきそうです。
遠藤玲子キャスター:
しばらく秋雨が続きそうだということですが、日本の南に気になる雲があるんですよね。
樋口康弘気象予報士:
2つの雲がまとまり始めている状況なんです。詳しく「ひまわり」で見ていきますと、赤で囲んだ部分をご覧ください。徐々に雲が発達、そして渦を巻いている様子が分かります。これは熱帯低気圧が発達していることを示しています。
遠藤玲子キャスター:
しっかりと渦になって、結構大きいですね。
樋口康弘気象予報士:
この2つの雲ですが、今日の午前3時に熱帯低気圧になったんです。これがさらに発達しますと台風のたまご、さらに発達すると台風に結びつくということで、余談ができない、許さないような状況となっています。
遠藤玲子キャスター:
台風になる可能性というのは?
樋口康弘気象予報士:
大いにあります。日本付近の海面水温の状況ですが、27度以上の海水があるんです。27度というのは熱帯低気圧、台風が発達する目安ですが、27度以上となっています。
今回発生した熱帯低気圧の部分をご覧ください。27度以上、左側は30度以上ということで、今後台風に発達する可能性が大いにあるということなんです。
山崎夕貴キャスター:
台風になった場合、日本に影響はありそうですか?
樋口康弘気象予報士:
気になるところですよね。26日(土)、27日(日)の天気図ですが、熱帯低気圧は日本の南海上にありまして、まだ北上してきていない状況。高気圧がありますので、北上を阻んでいるという状況なんですね。
ただ、油断はできません。熱帯低気圧がある部分というのは海水温が高いということで、台風に発達し、近づく可能性もまだゼロではないということで注意が必要となってきそうです。
