札幌市でも震度7を観測するような巨大な地震が発生する可能性がある。
どんな被害が予想されるのだろうか。
北海道でも内陸直下型の地震のリスクが
熊本県で発生したような直下地震は震源が地表に近いため、揺れが大きくなりやすいという特徴がある。
北海道内でも備えが必要だ。
「北海道も今回の熊本と同じように、活断層が色々な所に分布しておりますので、まさに内陸直下型の地震のリスク、北海道内も十分あり得る。最近ですと2018年の胆振東部地震」(北海道大学・地震火山研究観測センターの高橋浩晃教授)

北海道内での直下地震といえば2018年9月の胆振東部地震。
厚真町で震度7の激しい揺れを観測し44人が亡くなり、全域停電ブラックアウトにもつながった。
北海道内には、地震を起こす活断層が各地に存在しているほか、まだ確認されていないものもあるとみられている。

「活断層が地下に埋もれてしまっていて地表から見えないケースもあるし。北海道の内陸においても、直下型の地震のリスクはどこでもあると考えていただいていいと思います」(高橋教授)
札幌市に潜む3つの活断層
約196万人が暮らす札幌。
周辺には、野幌丘陵断層帯、月寒断層、西札幌断層と3つの活断層がある。

「1834年は札幌直下の地震があって、広い範囲で震度6以上になったのでは。現在も調査をすると、その時に発生した液状化の痕跡、札幌のいたるところから見つかっている」(高橋教授)
最も被害が大きくなるのは月寒断層で地震が発生した場合。

北区・東区・白石区などの赤いエリアで最大震度7、中央区などオレンジ色のエリアで震度6強の揺れが襲うとみられている。
もし夏に発生した場合約360人が死亡し、87万戸で停電が発生すると想定されている。
改めて見直したい備え
どんな備えが必要だろうか。

「夏に地震が起きると、やはり熱中症が一番心配になる。車にクーラーがありますので、しばらくしのぐということも考えられるんですが、ガソリンについてはメーターが半分になったら、満タンにする習慣をつけていただければ」(高橋教授)
