6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」です。岡山県庁ではハンセン病による偏見・差別の解消を訴えるパネル展が開かれています。
会場には、国の誤った隔離政策や30年前に廃止された「らい予防法」など、ハンセン病の歴史を紹介するパネルが展示されています。国が2025年に公表したハンセン病の意識調査では、これまでの啓発活動が国民にほとんど届いていないことが浮き彫りになり、さらに若年層への浸透が課題となっています。
これを受け、今回のパネル展では、岡山県奈義町在住の漫画家あさののいさんのイラストや元患者の語り部動画などで、若い世代にも分かりやすく伝える工夫がされています。元患者だけでなくその家族に対しても未だに残る、偏見・差別の現状などを訴え、私たちに何ができるかを問いかけています。
(岡山県疾病感染症対策課 秋井輝実さん)
「ハンセン病問題という感染症に関する人権問題があったことを知ってほしい、同じことを繰り返さないためにはどうするべきか、自分のこととして考えてほしい」
ハンセン病問題に関するパネル展は、6月25日まで岡山県庁で開かれています。
