プレスリリース配信元:株式会社アダワス
仕事が捗る場所に関するアンケート調査

集中を妨げるNo.1は「周囲の話し声」48.1%──出社回帰時代の"集中できるオフィス"を437人に聞いた
株式会社アダワス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:澤田夢月)は、現在働いている社会人437人を対象に「仕事が捗る場所に関するアンケート調査」を実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社アダワス」である旨の記載
・NOT THE OFFICEホームページへのリンク設置(https://not-the-office.com/)
「どこにいると、いちばんよく仕事が進みますか?」
シンプルな問いのようで、答えは意外と割れます。リモートワーク導入が一巡し、出社回帰の動きが広がるなかで、「場所と集中力の関係」を改めて社会人437人に聞いてみました。
見えてきたのは、多くの人が「今いる環境」でなんとか仕事をこなしながら、じつは静かな個室をどこかで求めているという実態です。
※記事全文はNOT THE OFFICEでも公開中(https://not-the-office.com/media/office-concentration-survey-noise-distraction/)
調査概要
調査期間:2026年4月9日~2026年4月23日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20代~60代の社会人男女
有効回答数:437人(男性151名、女性286名)
回答者の属性
性別・年代

性別・年代
回答者の性別は女性286名(65.4%)、男性151名(34.6%)でした。

性別・年代
年代は30代が155名(35.5%)と最も多く、次いで40代107名(24.5%)、20代85名(19.5%)、50代73名(16.7%)、60代17名(3.9%)と続きます。
職業・職種

職業・職種
職業は正社員が222名(50.8%)で過半数を占め、パート・アルバイト90名(20.6%)、フリーランス67名(15.3%)が続きます。職種は事務が125名(28.6%)で最多、次いで専門職(士業・公務等)53名(12.1%)、サービス40名(9.2%)、営業31名(7.1%)となっています。
最も仕事が捗ると感じる場所は「固定席オフィス」が1位(34.6%)

最も仕事が捗ると感じる場所は「固定席オフィス」が1位(34.6%)
・会社のオフィス(固定席):151名(34.6%)
・自宅(自室・書斎):125名(28.6%)
・自宅(リビング・ダイニング):49名(11.2%)
・カフェ:48名(11.0%)
・会社のオフィス(フリーアドレス):23名(5.3%)
・図書館:19名(4.3%)
・移動中(電車・新幹線など):11名(2.5%)
・コワーキングスペース:9名(2.1%)
・ホテルのロビー・ラウンジ:2名(0.5%)
最も仕事が捗る場所として最多票を集めたのは「会社のオフィス(固定席)」で34.6%でした。次いで「自宅(自室・書斎)」28.6%。上位2つで全体の63%以上を占めており、「自分の席が決まっている場所」への支持が際立ちます。
フリーアドレスのオフィスは5.3%にとどまり、固定席との差は約29ポイント。「自分の場所がある」という安心感が、集中のベースになっていることがうかがえます。
その場所で仕事が捗る理由(自由記述)
自由記述では、場所ごとに異なる「捗る理由」が集まりました。
固定席オフィス派の声
「仕事をする場所としての認識が頭や身体に染み付いているから。」(女性・30代・正社員)
「結局会社の方が必要なものが揃ってる」(女性・30代・正社員)
「仕事モードに入りやすい」という心理的なスイッチと、デバイスや資料などの物理的な環境の両方が理由として挙がりました。慣れた場所であることそのものが、集中のトリガーになっているようです。
自宅(自室・書斎)派の声
「他人の声や騒音を極力排除できる環境であり、集中力が保ちやすい。」(男性・40代・正社員)
「使い慣れていて、周りの目もないので自分のペースで仕事ができる」(男性・50代・正社員)
他者の視線や音からの解放が共通するキーワードです。「自分のペースで動ける」という自律性も、自宅派の強い動機になっています。
カフェ派の声
「カフェは適度なBGMと周囲の人の気配が集中力を高めてくれます。自宅だと家事や雑用が気になってしまいますが、カフェに来ると『仕事をしに来た』という気持ちの切り替えができます。」(女性・30代・正社員)
「お店だと長時間居座るわけにもいかないため、時間を区切って集中できる。」(女性・30代・フリーランス)
「適度な雑音」と「気分の切り替え」がカフェ派の2大理由でした。自宅では逆に誘惑が多く、外に出ることでオンとオフを切り替えているという声も目立ちました。
図書館派の声
「全体的に静かでみんな読書や勉強に集中しているから。」(女性・40代・フリーランス)
「静かな環境で騒音がなく、周りの人も作業に集中しているため自身もやる気がみなぎるから。」(男性・30代・正社員)
「自分だけでなく、周囲も集中している」という連帯感が独特の集中環境を生んでいます。無音ではなく、目的を持って静かにしている人たちに囲まれることがポイントのようです。
集中に最も重要な環境要因は「静けさ」が26.3%でトップ

集中に最も重要な環境要因は「静けさ」が26.3%でトップ
・騒音レベル(静けさ):115名(26.3%)
・周囲の人の有無:82名(18.8%)
・座席や机の快適さ:81名(18.5%)
・気分の切り替えやすさ:61名(14.0%)
・Wi-Fiや設備の充実度:51名(11.7%)
・室温:32名(7.3%)
・照明の明るさ:15名(3.4%)
集中するうえで最も重要な環境要因を1つ選んでもらったところ、「騒音レベル(静けさ)」が26.3%でトップでした。
2位以下は「周囲の人の有無」18.8%、「座席や机の快適さ」18.5%と僅差で続きます。注目したいのは「周囲の人の有無」が2位に入った点です。これは「人がいる方が良い・いない方が良い」という単純な好みではなく、「自分でコントロールできるかどうか」を重視しているとも読めます。後述のQ8の結果とあわせると、その意味がより鮮明になります。
集中を最も妨げるのは「周囲の話し声」──48.1%が回答(複数回答)

集中を最も妨げるのは「周囲の話し声」──48.1%が回答(複数回答)
・周囲の話し声:210名(48.1%)
・社員や家族からの話しかけ:182名(41.6%)
・インターネット環境の不安定さ:158名(36.2%)
・BGMや騒音:105名(24.0%)
・室温:102名(23.3%)
・静かすぎる:69名(15.8%)
・スマートフォンの通知:64名(14.6%)
・座席や机の高さ:52名(11.9%)
複数回答で集中を妨げる要因を聞いたところ、「周囲の話し声」が48.1%でトップ。さらに「社員や家族からの話しかけ」が41.6%で2位に入りました。
この2項目はいずれも「他者の声・発話」に由来する妨害要因です。上位2つだけで回答者のほぼ半数が該当しており、働く場所を問わず「声の干渉」が集中の大敵になっていることがわかります。
一方、「静かすぎる」も15.8%が挙げており、完全な無音も逆効果という層も一定数います。"ちょうどいい音環境"という繊細なバランスが求められているといえます。
インターネット環境の不安定さ(36.2%)は、リモートワーク・ハイブリッドワークが定着した時代ならではの課題として目立ちます。
62.0%がリモートワークを「ほぼしていない」──出社が今も主流

62.0%がリモートワークを「ほぼしていない」──出社が今も主流
・リモートワーク制度がない:173名(39.6%)
・ほとんど行っていない:98名(22.4%)
・ほぼ毎日(週4~5日):73名(16.7%)
・週2~3日程度:43名(9.8%)
・月に数回程度:29名(6.6%)
・週1日程度:21名(4.8%)
「リモートワーク制度がない」(39.6%)と「ほとんど行っていない」(22.4%)を合わせると、62.0%が実質的に出社ベースで働いていることがわかりました。
コロナ禍を経てリモートワークが広く浸透したイメージがある一方、今回の調査では「毎日リモート」は16.7%にとどまりました。Q5で「固定席オフィス」が最多票を得た背景には、単なる好みではなく「そもそも出社が前提の働き方が多数派」という実態が大きく影響していると考えられます。
理想の作業環境は「完全個室」が37.1%──現実とのギャップが浮かぶ

理想の作業環境は「完全個室」が37.1%──現実とのギャップが浮かぶ
・完全に一人になれる個室:162名(37.1%)
・適度な人の気配がある空間:90名(20.6%)
・仕切りのある半個室:88名(20.1%)
・オープンスペースだが静かな環境:66名(15.1%)
・特にこだわりはない:27名(6.2%)
・にぎやかな場所:4名(0.9%)
理想の作業環境として最多だったのは「完全に一人になれる個室」の37.1%でした。
さらに「仕切りのある半個室」(20.1%)を合わせると、57.2%が「視線と音を遮断できる環境」を理想としています。
Q5で最多だった「固定席オフィス」は、多くの場合オープンフロアでの執務を意味します。「今いる場所でも仕事はできる。でも本当に理想かといえば違う」という現実と理想のギャップが、この数字から読み取れます。Q8で「話し声」「話しかけ」が集中阻害の上位に入っていたこととあわせると、「音と視線を遮断できる個室」へのニーズは決して少数意見ではありません。
「理想のオフィス」をひと言で表すなら(自由記述)
最後に、「理想のオフィスをひと言で表すなら」という自由記述設問に対しても、多彩な回答が集まりました。
完全個室を求める声
「誰にも邪魔されずに集中できる空間。考えたり判断したりする時間が長いので、電話や同僚からの話しかけ、私語で妨げられない環境で集中したい。」(女性・40代・正社員)
「周囲に人がおらず、会話することもなく自分一人で静かに仕事に没頭できる空間。」(男性・40代・フリーランス)
独自のたとえで表現した声
「理想のオフィスを一言で表すなら『美術館』です。美術館は不特定多数の人がいますが、みんな展示物などに集中し静かな空間となっています。その集中力を削がないちょうどいい音楽が流れていて心地よさもある。」(男性・30代・正社員)
「静かな森の中にひっそりたたずむちいさな小屋。」(女性・20代・フリーランス)
適度な人の気配を求める声
「仕切りのある半個室で、適度に他の人の気配はありつつプライバシーが確保でき、カフェのような落ち着いた雰囲気で美味しいコーヒーが飲めると良い。」(女性・30代・フリーランス)
「座席が一定の距離間隔が空いていて、人の気配は感じつつ一人空間を維持できる環境。」(女性・30代・正社員)
完全個室を求める声が多い一方で、「完全な孤立ではなく、人の気配は感じたい」という繊細なニーズも目立ちました。「静かさ」と「適度なつながり」を両立した空間への需要が見えてきます。
まとめ|「静かに、一人で集中したい」が、働く人の共通ニーズ
今回の調査から見えてきたのは、働く場所や職種を問わず共通する一つの本音です。
「できれば誰にも話しかけられず、静かな場所で集中したい。」
仕事が最も捗る場所として「固定席オフィス」が1位になった一方、理想の環境では「完全個室」が37.1%でトップ。集中を妨げる最大要因は「周囲の話し声」(48.1%)と「話しかけ」(41.6%)でした。
オフィスという場所の機能は認めながら、音と視線をコントロールできる環境への潜在需要は根強くあります。「どこで働くか」を考えるうえで、集中環境の設計はもはや付加価値ではなく、基本要件になりつつあるのかもしれません。
株式会社アダワスについて
株式会社アダワス(Adawas Inc.)は、東京・渋谷を拠点に賃貸オフィスの仲介を手がける不動産会社です。デザイナーズオフィスや個室型のセットアップオフィスを中心に、渋谷・表参道・青山・恵比寿・目黒・六本木など都内主要エリアの物件を取り扱っています。「働く場所の質」にこだわる企業やチームの移転・開設をサポートしています。
会社名:株式会社アダワス(Adawas Inc.)
代表者:澤田 夢月(さわだ ゆづき)
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-17-11 ミナミビル4階
事業内容:賃貸オフィスビルの仲介、賃貸レジデンスの仲介
免 許:宅地建物取引業 東京都知事(1)110569号
Webサイト:https://not-the-office.com/
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