日銀が決定した政策金利の引き上げ。一方、日経平均は初めて7万円を突破。広島経済への影響はどうなるのでしょうか?
【日本銀行・内田眞一副総裁】
「(政策金利を)従来の0.75%程度から1%程度へと変更することを賛成多数で決定した」
去年12月以来の追加利上げ。
物価の上昇をおさえる必要があるとの判断ですが…広島での反応は?
【街の人は】
「物価は下がってほしい。高いですね色々」
「(物価は)下がらないでしょう。下がる下がると言っても上がる一方じゃないですか。期待できない」
「住宅ローンを払っていたら大きいなと思う。(住宅ローンは)まだ始めてはないけど、そういう予定があるので気になるところではある。結局利上げで(物価が)下がっても材料費や人件費が上がっているので、あまり影響がないと思う」
一方、東京株式市場では日経平均株価が7万円を突破。
一般的に金利が上がると企業や家計の借り入れ負担が増え、株価にはマイナスに働くとされています。
しかし、今回の利上げは異常な低金利から正常な経済状態への回帰と受け止め、前向きに評価する動きが広がっているといいます。
【ひろぎん証券・石田裕昭 営業本部長】
「通常は金利が上がると株式が下がって経済にブレーキがかかるという予想はあるが、まだ上がったとしても1%なので、普通の状態に戻ってきたとマーケットが捉えた。金融政策について新しいものが出てくるんじゃないかというのもあったが、大きな変化がなかったので、マーケットが安心して7万円に押し上げてきた状態」
一方、企業にとっては借り入れ負担の増加への懸念も…業績への影響について、市場関係者はどうみているのでしょうか。
【ひろぎん証券・石田裕昭 営業本部長】
「企業にとっては貸出金利が上がる可能性があり、負担が増えて業績に影響が出るかもしれない。ただ、上げ幅はそこまで大きくないので、大きく業績を押し下げるとは思っていない」
市場では、利上げによる負担増への懸念よりも、日本経済の正常化への期待が広がっています。
