4日、東京都心で公道を封鎖して行われたランニングイベント。
目指したのは、子どもの体力低下を解消するための遊び場です。

思い思いのスポーツウエアでお父さんやお母さんと歩く子どもたち。

五輪2大会連続メダリスト・有森裕子さん:
お父さん、お母さん、今日一緒だよね。お父さん、お母さん、子どもたちに腕振らせてあげてくださいね!

こどもの日を前に4日、東京・明治神宮外苑で開催されたランニングイベント「Tokyo:Speed:Race」。

大手スポーツ用品メーカー・アシックスが東京マラソン財団などと連携した「チルドレン・スポーツ・プロジェクト」の一環で、1.3kmのファミリーランには3歳から小学3年生までの子どもと保護者のペア320組640人がエントリーしました。

普段は交通量の多い都心の公道を封鎖した特設コースをそれぞれのペースで、そして笑顔で駆け抜けました。

ファミリーラン参加者:
子どもが成長しているのが、去年も今年も参加して間近で感じられるのがうれしい。

子どもたちの健やかな成長を支えるスポーツとの関わり。

しかし、スポーツ庁が2025年に発表した全国体力運動能力調査によると、小学生の体力合計点は男女ともに前の年度から向上しているものの、依然としてコロナ前の水準には戻っていません。

さらに、1週間の総運動時間が60分未満の子どもの割合が増加傾向にあることが明らかになっています。

こうした中、イベントを主催したアシックスが目指すのは「持続可能な都市の遊び場」の提供です。

アシックスジャパン スポーツマーケティング部・金津悠大部長:
運動することによって、心にもポジティブな影響を与え、生活が豊かになることを考えている。公道を貸し切ることでランナーのモチベーションも上がる。子どもたち、大人含め、色々な方に運動機会を届けていける。

イベントサポーターのシドニー五輪金メダリスト・高橋尚子さんは「子どもたちが笑顔になると、それを見ている家族が笑顔になり、笑顔が伝染していく。楽しさを覚えた子どもたちの中から将来日の丸を背負う子どもたちが出てきてくれるとうれしい。いつかこうやって育って行くような選手がいるといいなという期待を込めながら今日は過ごしていました」と話しました。