イラン外務省の報道官は20日、会見し、現時点で「アメリカとの2回目の協議の予定はない」と明らかにしました。
イラン外務省のバガイ報道官は20日午後(日本時間20日午後4時過ぎ)、アメリカがイラン船籍の貨物船を攻撃し停戦違反を行っているため、現時点でアメリカとの戦闘終結に向けた「2回目の協議の予定はない」と述べました。
これに先立ち、アメリカのトランプ大統領は19日、協議の再開を見据えパキスタンの首都イスラマバードにバンス副大統領率いる交渉団を派遣するとSNSに投稿していましたが、2回目の協議が開かれるか不透明な状況です。
バガイ報道官は、また、アメリカがこれまでも協議進行中にイランを2度に渡って攻撃したことがあるため、厳重に警戒していると強調し、協議に前向きな姿勢を示しているアメリカが突然攻撃を再開する可能性への懸念を示しました。
一方、ホルムズ海峡についてバガイ報道官は、アメリカ軍による海上封鎖により海域の船舶に対する脅威があり、依然として戦争状態にあると言え、現状、海峡の航行を完全開放することは不可能であると強調しました。