京都・南丹市で行方不明だった安達結希さん(11)の遺体を遺棄した疑いで父親の安達優季容疑者(37)が逮捕された事件。
警察はおととい=18日、安達容疑者の自宅からおよそ2キロ離れた「公衆トイレ周辺」を新たに調べていたことが分かりました。
さらに、捜査関係者によると、逮捕前の任意の調べに対し安達容疑者は「車で息子を小学校まで送った後、別の場所に連れて行き殺害した。殺害した場所で遺体を遺棄した後、別の場所に移動させた」という趣旨の供述をしていることが明らかになりました。
現場から関西テレビの秦令欧奈アナウンサーが報告します。
■警察が注目する公衆トイレの“位置関係”
【秦令欧奈アナウンサー】「今回、警察が捜査対象とした公衆トイレは、かわら屋根の建物で、現在はブルーシートや規制線は設置されておらず、一般の人も利用できる状態となっています。
この公衆トイレが捜査の焦点となった背景には、その立地が大きく関係しています。トイレは安達優季容疑者の自宅と、勤務先を結ぶ道の途中に位置しており、安達容疑者が日常的に通い慣れた道沿いにあることが確認されています」
■清掃員「結希さん行方不明以降も異変なし」
きょう=20日の午前中には清掃員が訪れており、その清掃員によると警察から「後ほど話を聞かせてほしいと頼まれた」ということです。
清掃員によれば、トイレには週2回、不定期の曜日に清掃しているといいます。
結希さんが行方不明となった先月23日以降、清掃員は特段、異変を確認していないと話しています。
【秦令欧奈アナウンサー】「私が男子トイレの内部を確認したところ、小便器が3つ、個室が1つあり、広さはおよそ4メートル×2メートルほどで、一般的な公衆トイレと変わった様子はありませんでした。物を隠せるようなスペースや物陰はなさそうです」
■現場は「るり渓」 観光客が主に利用
この公衆トイレが位置するエリアは「るり渓」という、緑・渓谷・温泉で知られる観光スポットであり、風光明媚な場所として親しまれています。
近所の住民によれば、公衆トイレは「地元の人が使うことはほとんどなく、観光客が使う場所」とのことです。
また別の地元住民も「人が完全にいないわけでも、極端に少ないわけでもない」場所だと説明しています。
■「遺体を移動させた」趣旨の供述の不可解な点
捜査関係者の情報として明らかになった中で、特に注目されるのが「遺体を別の場所に移動させた」という趣旨の供述です。
安達結希さんは身長135センチほどとされており、小学校高学年の体重の子どもの遺体を移動させることは、相当な体力を要する作業とみられます。
一方、「小学校に送り届けた後に別の場所に連れて行った」という供述については、学校で一度降ろしたのか、それとも降ろさずに連れ去ったのかについては現時点では分かっていません。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年4月20日放送)